高校生うみ落語
2025-12-18 15:36:51

高校生たちが海の問題を落語で笑いに変えた「高校生うみ落語コンテスト」

笑いと学びが融合した高校生うみ落語コンテスト



2025年12月14日、渋谷のソラスタコンファレンスで行われた「高校生うみ落語コンテスト」に、10人の高校生が参加しました。このイベントは、海の問題を楽しく学ぶことを目的にした「海の落語プロジェクト」の一環として実施されました。

高校生うみ落語コンテストの概要



このコンテストは、高校生が海洋問題について関心を高めたり、理解を深めたりするための場です。プロの落語家と環境専門家の指導のもと、参加した5人の「落語高校生」と5人の「海洋高校生」が協力し、約半年間稽古と研究を重ねました。その成果を発表する場となったのです。

海落語の発表と参加者の反響



発表においては、「海ごみ」や「海水温上昇」、「海洋生物」をテーマにした海落語が披露されました。高校生たちはプロの落語家からのマンツーマンの指導を受け、自らの独創的な発想を生かして、笑いを交えながら海洋問題について伝える工夫をこらしました。会場には笑い声と拍手が絶えず、参加者たちも新たな視点で海の問題を考える機会となりました。

海洋高校生たちによるプレゼンテーション



続いて、海洋高校生たちは海落語で扱ったテーマを元に、研究プレゼンテーションを行いました。問いかけやクイズを交えたアクティブラーニングの手法が用いられ、観覧者は楽しみながら海洋問題について理解を深めることができました。特に子どもたちにもわかりやすく語るスタイルが好評で、真剣な表情で耳を傾ける姿も見受けられました。

厳正な審査と表彰



発表後、審査にはプロの落語家や海洋の専門家が参加し、発表内容を「表現力」、「おもしろさ」、「研究の深度」、「発想力」の観点から講評しました。その結果、「マイクロプラスチックと海洋生物」をテーマに発表した立川かしめチームの栗木家海者さんと河合優佳さんが最優秀賞を受賞しました。受賞者からは、環境問題について考える良い機会になったとの声が上がり、参加した他のチームとの交流が生まれたことにも感謝の意を示しました。

参加者からの感想



イベントに参加した観客からは、「高校生の頑張りに感動した」、「子どもが高校生の落語の真似をして楽しんでいる」といったポジティブな感想が寄せられました。また、大人たちもエンターテインメントとしての楽しさと学びの両方を得られる素晴らしい時間だと語りました。

まとめ



「高校生うみ落語コンテスト」は、単なる競技ではなく、海洋環境について理解を深め、人とのつながりを育む貴重なイベントでした。参加した高校生たちの熱意と創造力が、未来の海の姿を変える一歩となることを期待しています。さらに、次世代へと豊かで美しい海を引き継ぐための意識が高まることに寄与する活動として、今後も注目していきたいです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: 高校生 落語 海洋問題

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。