第18回 シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション
2025年10月10日、愛知県名古屋市にて一般社団法人未来ものづくり振興会が主催する第18回シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションの表彰式が行われ、受賞作品9点が発表されました。このコンペは「つながるしるし」をテーマにし、国内外から寄せられた1681件の提案の中から選ばれました。
コンペのテーマと受賞作品の背景
「つながるしるし」というテーマは、これとあれ、こことあそこ、そしてわたしとあなたといった様々なつながりを象徴しています。時代のニーズに基づいた新しい「しるし」の価値を考えることが求められ、それによって多様な提案が集まりました。今年の審査には名だたるデザイナーが参加し、審査を行いました。
グランプリ受賞作品
作品名: ライン印(品田聡)
シンプルでありながら、多彩な表現が可能な一本の短い線を押せるハンコです。この作品は、使用者が自由に線同士をつなげたり、手書きの文字に追加して新しい模様を生み出すことができます。このアイデアは、使う程に創造性が見込まれるものであり、実際に押してみたくなる魅力が詰まっています。
準グランプリ受賞作品
1.
hitohira(畠中正太郎)
無数の線が組み合わさって一つの名前を形作るアクリルの作品です。この作品は、文字としての美しさとその背後にある意味を再認識できます。
2.
どすこい!シート(千勝美南、中嶋琴子)
レジャーシートを広げることで遊びが生まれるアイデアで、家族や友人との楽しい時間をシェアします。
審査員賞の受賞作品
モノとモノがつながる距離感を演出する壁掛けの明かり。それぞれの距離感によって点灯する仕組みが特徴です。
日本の苗字に焦点を当てたカルタで、遊びながらルーツを探ることができます。
柔らかい触感で、ギフトとしての気持ちを伝えられる「しるし」を提案します。
名前を表す道具としての新しい視点を提供しています。
日常の印鑑と防災用ホイッスルの機能を一緒にしたアイデア作品です。
特別審査員賞
YA.JIRUSHI→(松尾清晴)
自由に矢印を印字できるマスキングテープとなっていて、意図を伝えるツールとして注目されています。
審査員の感想
審査員たちからは、作品のアイデアや完成度が高く、参加者のクリエイティビティが感じられたとの評価がありました。特にモックアップの品質が向上し、リアリティが求められる時代になっているとの声も聞かれました。
まとめ
今回のシヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションは、単なる応募イベントを超え、デザインを通じて新たな価値観やつながりを模索する場となりました。受賞作品はどれも独自の視点からつながりや「しるし」を掘り下げており、今後の商品化が大いに期待されます。次回のコンペも楽しみですね!