新たな美を探求するTETTEの「ReBloom」
2026年2月27日、イタリア・ミラノにおいて国際ファッションイベント「Global Fashion Collective X MILAN F/W’26」が開催されました。このイベントは、新鋭デザインの発掘を目的とし、多様な文化と創造性を融合させたランウェイが展開されました。その中でも、特に注目を集めたのが日本のブランドTETTEです。
TETTEの歴史と理念
TETTEを手掛けるデザイナー、Ayano Yanagiは神奈川県藤沢市を拠点に活動しており、ブランドがどのようにして生まれたのかは感動的なストーリーです。彼女はインドで出会ったヴィンテージのラリーキルトに深く感銘を受け、独学で服作りに挑戦することを決意しました。2022年にTETTEを設立して以来、どのようにして布の物語を次の世代へと受け継ぐかの探求を続けています。
コレクション「ReBloom」のテーマ
今回のコレクション「ReBloom」は、“再び咲く”というテーマのもと製作されています。TETTEは、ヴィンテージキルトが持つ何十年にもわたる歴史を尊重し、形が変化し続けるその美しさに焦点を当てています。Yanagiは、「人もまた、歳を重ねながら何度でも自分らしい花を咲かせていける存在でありたい」と語り、その願いがコレクションに込められています。
素材へのこだわり
ショーでは、インドのラリーキルトを使用した美しいドレスやジャケットが披露されました。特に今回のコレクションでは、制作過程で生まれた端切れや不揃いな布地を丁寧に再構築し、新たな美しさを生み出すことにこだわりました。すべての作品は手縫いで仕上げられ、縫い手の時間や想いが込められた一針一針が印象的です。
デザインへのインスピレーション
Yanagiが語るように、彼女のデザインのインスピレーションは特別なものではなく、日常生活の中にあります。心地よい時間、空気、過去の思い出など、五感に触れる瞬間がデザインの基盤となっています。「服を通じて人が心を解き放ち、日常が特別なものになるような表現を続けたい」と彼女は話します。
今後の展望
TETTEは今後も、手に取る方々と丁寧に向き合いながら、一着一着の洋服を大切に育てていく姿勢を持ち続けます。彼女は「誰かの心に小さな『うれしい』を生むものづくりをしたい」と願っており、その姿勢から多くの女性たちに感動を与えています。
まとめ
今回の「Global Fashion Collective X MILAN F/W’26」は、TETTEが持つ未来への希望と、布地に秘められたストーリーを力強く伝える場となりました。Yanagiの作品は、ただの服ではなく、心に寄り添うアートとも言えるでしょう。
TETTEが次にどのようなデザインを生み出すのか、今後が楽しみです。注目のブランドとして、これからも目が離せません。