淀川のクリスマスマーケットで体験する新たな化粧品文化

2025年12月7日（日）、大阪の淀川河川公園で開催される「淀川アーバンマルシェ西中島クリスマスマーケット」では、化粧品の量り売りや香りの共創イベントを通じて新しい化粧品の楽しみ方を提案するKayohi合同会社が出店します。

ブランドの成り立ちと理念

Kayohi（カヨイ）は「通いの文化を未来へつなぐ」という理念のもと、大阪・淀川区に創業しました。ブランドの目指すところは、昔の商店や銭湯のように人々が集い、信頼を育むその「通い場」を化粧品の販売を通じて再構築することです。そのため、顧客との対話を重視し、冬の肌悩みについてお話ししながらスキンケア商品を提供します。

今年初めの出店では、量り売りの体験を通じて多くのお客様から「必要な分だけ購入できるのが嬉しい」「会話しながら選ぶ楽しさがある」といった温かい声をいただきました。今回のクリスマスマーケットでは、この場所での原点に立ち返り、感謝の気持ちを込めて再出店することが決まりました。

量り売りスタイルとその魅力

Kayohiのブースは単なる販売所ではなく、人々が自然と集まりたくなる「居心地の良い空間」を目指しています。お客様の肌の状態やライフスタイルに耳を傾けながら、職人のように丁寧に化粧品を充填してお渡しします。このプロセスを共有することで、時間が有意義に感じられ、また次への期待感を抱くことができるのです。

提供する商品には、シルクの繭から抽出された天然タンパク質「セリシン」を配合した化粧水とクリームがあります。これら製品は秋冬の乾燥から肌を守る役割を果たし、肌表面には「シルクベール」という保護膜を形成します。特に敏感肌の方にも安心して使える処方となっており、乾燥が厳しくなるこれからの季節には非常に重宝されることでしょう。

- Kayohiベーシックローションは、10gあたり税込330円から提供され、乾燥肌へ自然な潤いを与えます。
- Kayohiベーシッククリームは、同じく10gあたり税込660円からで、外的刺激から肌を守る保湿クリームです。

香りの共創イベント

当日は、出店の待機時間などで「香りの共創イベント」も用意されています。これは、現在開発中の「香るベーシック」を試香し、来場者がその香りに投票するという参加型企画です。日常のスキンケアにおすすめの香りやその強さについての感想をお聞かせいただくことで、次の商品に反映されるかもしれません。この試みは、Kayohiとユーザーが共に化粧品を育てていく新しい関係を築くための大切なプロジェクトです。

地元への想い

Kayohi合同会社の代表、鶴見勇介氏は、「創業1周年の節目に、故郷である淀川区に戻れることを本当に嬉しく思っています。今年の夏に地域の皆様と直接お話しできた経験が、私たちにとっての大きな励みになりました。冬のこの時期、温かい暖も感じながら、今年ならではのつながりを楽しんでいただける場にしたいと思っています。直接お話しすることで、来場される方々と共にKayohiを育てていけることを願っております。」と語っています。