騎士Xの新たな歴史が刻まれた日本武道館ライブ
2025年8月13日、東京・日本武道館で行われた『騎士X - Knight X - 1st ONE MAN LIVE 2025 in 日本武道館』。新たなメンバー・タケヤキ翔を迎え、グループ名を騎士Aから騎士Xに改名した彼らのこのライブは、特別な意味を持つものでした。昼夜2公演のうち、ここでは夜公演「Knight」の模様を伝えます。
魅惑のステージセット
ライブは、ファンタジーをテーマにしたアニメーションが印象的なオープニングから始まります。メンバーが姿を現すと、観客はその整った姿に度肝を抜かれました。特に、重厚なビートに乗せて歌われる「XSlay」は、その圧倒的なエネルギーで観客を一気に引き込みます。
メンバーは、しゆん、タケヤキ翔、ばぁう、てるとくんの4人。均整のとれたビジュアルはもちろん、それぞれの個性が光るパフォーマンスに、場内は大きな歓声に包まれました。
続く感動の瞬間
タケヤキ翔がフィーチャリングした「BOOGIE DOWN」では、華麗なダンスと息の合った歌唱が観客を魅了します。さらに、7月に公開された騎士Xのオリジナル曲「ピキ」のパフォーマンスでは、歌詞からも彼らの熱い思いが伝わり、ふたたび会場は盛り上がります。ファンのAliceによる全力コールと大合唱が響く中、開場全体が一体感に包まれます。
メンバーの愛情を示したMC
MCの時間も印象的でした。「初のワンマンなんすよ!Aliceのために最高の時間を届けるから」としゆんが呼びかけると、場内からは一段と大きな歓声。各メンバーがAliceへの感謝の言葉を述べるたび、会場に温かい雰囲気が広がりました。「今日はみんなのナイトXとしてスタートの日になります」とタケヤキ翔が言い放つと、観客の期待が一層高まります。
様々なスタイルで魅せるパフォーマンス
さらにライブは続き、「Sweet Trap」や「Jump!」など、インタラクティブな楽曲で観客を巻き込みます。メンバーが上下に揺れ動く様や、色分けしたイメージカラーのステッキを持つ姿は、まさに華やかで、かつダイナミック。
それぞれの個性を生かした曲パフォーマンスで魅せられ、途中には特別な「歌ってみた」コーナーも設けられ、観客との距離が一層近づきます。このように、「騎士X」のライブはただの音楽パフォーマンスではなく、ファンとの絆を深める場でもあります。
特別な新曲の披露
ライブのハイライトは、しゆんによる新曲「名も無き夢の中」の披露。観客と共に練習したコーラスは、ライブのクライマックスを迎えます。「今日イチの声をくれますか」と呼びかけられると、驚くほどの大合唱が響き渡り、その一体感に心を打たれました。ライブの最後には、メンバー全員がジャンプする様子が印象的で、感動的なフィナーレを迎えます。
アンコールとさらなる発表
アンコールでは、新たにお披露目された楽曲「Night Escape」が披露され、締めくくりの深々としたおじぎが、最高の1日の終わりを象徴していました。その後のエンドロールで公開された新しい情報、9月22日の雑誌『JUNON』の表紙を飾ることや、ファンミーティングの開催決定も、ファンにとって嬉しい知らせです。
騎士Xはその名の通り、まさに騎士のように厳しい世界でキラリと光り続ける存在であり、Aliceとの新たな物語の始まりを感じさせてくれました。これからの彼らの活動から目が離せません。