スーツケースの処分問題を解決する新サービス「ReCase」
旅行や出張でおなじみのスーツケースですが、不要になった時の処分に悩む声が増えています。古くなったスーツケースをどうにかしたい、買い替えたけれど処分方法がわからない、さらには宿泊施設や駅、空港に置き去りにされるケースも目立ち社会問題化しています。そんな中、日本鞄材株式会社が提供するスーツケース処分回収サービス「ReCase」が新たな選択肢を提供しています。
社会課題としてのスーツケースの処分問題
近年、特にインバウンド需要が高まる中で、訪日外国人のスーツケースが宿泊施設に放置される事例が増えています。これは地域にとっての負担となり、観光業にも影響を与える問題です。このような背景から、スーツケース専門の日本鞄材株式会社が「ReCase」というサービスを立ち上げ、これまでの経験を活かしながら大胆なアプローチを図ることとなりました。
「ReCase」とは?
「ReCase」は、不要になったスーツケースの回収を行い、それを社会に再循環させるためのサービスです。創業から15年の経験を持つ日本鞄材株式会社が運営しており、個人はもちろん法人からの依頼にも対応しています。このサービスは、スーツケースをただ捨てるのではなく、次の役割を与えることを目指しています。具体的には、スーツケースの状態に応じてリユース、寄付、リサイクルを行います。
利用方法はとても簡単!
「ReCase」の利用はシンプルです。まずオンラインで回収場所と日時を指定し予約を行います。この際に、支払いも完了します。指定した日時にドライバーがスーツケースを回収し、到着後に適切な処理が施される流れです。尚、回収費用は全国一律で2,200円(税込)とリーズナブルです。
誰もが安心して使用できる仕組み
「ReCase」では、スーツケースを単なる廃棄物として扱うのではなく、整備や寄付、再資源化を通じてひとつのサイクルを作り出します。これにより、誰もが安心してスーツケースを託せる環境が生まれるのです。また、すでにいくつかの大手ホテルチェーンとの提携も進んでおり、幅広いニーズに応えられる仕組みを構築しています。
持続可能な未来へ向けて
日本鞄材株式会社は今後、法人や自治体とのネットワーク強化を目指し、全国各地のスーツケース処分の課題へ対応していく方針です。回収インフラの整備により、より多くの人々が利用することができ、廃棄物削減やリユースの推進を通じてSDGsの達成に貢献していく考えです。
「ReCase」の開始により、これまで悩まれていたスーツケースの処分がスムーズに行えるようになり、廃棄物を減らしながらも新たな命を吹き込む取り組みがスタートしました。これからも私たちの消費行動を見直すきっかけとなることでしょう。
日本鞄材株式会社について
- - 会社名: 日本鞄材株式会社
- - 設立: 2010年(2011年に法人化)
- - 所在地: 岐阜県岐阜市岩田西3-465
- - 事業内容: スーツケースのレンタル、販売、修理、クリーニング業務、回収事業
- - 公式サイト: 日本鞄材株式会社
お問い合わせ先
日本鞄材株式会社(ReCase運営事務局)