健康と食の未来を考える「健康フォーラム2025」が東京で開催されます

健康フォーラム2025の詳細

2025年10月17日（金）、東京国際フォーラムにて「For The Future 日本発食と健康のイノベーション」というテーマの健康フォーラムが開催されます。このフォーラムは、太陽化学株式会社と株式会社セブン-イレブン・ジャパンが共催し、食品及び健康関連企業を中心に多くの参加者が予想されています。

フォーラムでは、昨年行われた第2回健康フォーラムで発表されたPersonal Health Record（PHR）やヘルステックに関する実証結果が報告されます。これにより、食や商品、技術の未来に向けた課題解決のための新しい視点が提供されることが期待されています。

基調講演の内容

第1部: 食と健康のグローバル戦略

フォーラムの第1部では、日本の食文化に基づいたグローバル戦略に焦点を当てた講演が行われます。具体的には、日本食品海外プロモーションセンターの執行役・北川浩伸氏が「日本の食と文化クールジャパン視点のグローバル戦略」について話します。さらに、経済産業省の福田光紀氏がPHRを活用した予防・健康づくりの取り組みを報告するほか、セブン-イレブン・ジャパンの杉浦克樹氏が、PHRと測定データに基づいた商品レコメンドが実現する行動変容について紹介します。

第2部: 健康と食ヘルステックの融合

第2部では、健康と食に関連したヘルステックの融合についての講演が行われます。京都府立医科大学の内藤裕二教授が、3,000名から得た健康と腸のビッグデータを基にした話を提供し、東京建物の沢俊和氏が世界の動向と共創事例に焦点を当てます。また、NTTPCコミュニケーションズの三澤響氏がバイタルデータの高度分析を通じた次世代の健康アプローチを解説し、最後に太陽化学株式会社の三ツ矢智美氏が「食×ヘルステックの可能性」について自身のビジョンを語ります。

参加者に期待されるメリット

本フォーラムは食品産業やヘルスケア産業が一堂に会し、食の未来を共に考える貴重な機会となることが期待されています。さらに、日本が誇るモノづくりの素晴らしさや、その品質に対して海外からの評価が高まる中で、特に「クールジャパン」の視点からのグローバル戦略についての洞察も得られ、新たなビジネスチャンスの創出が図られるでしょう。