若林正恭の初小説『青天(あおてん)』がついに登場
お笑いコンビ「オードリー」のツッコミ担当、若林正恭さんが初めて小説を執筆し、2026年2月20日に文藝春秋から発売されることが決まりました。本作『青天』は、若林さんのこれまでの著作とは一味違う、フィクションの物語です。
故郷のアメフトへの情熱
舞台は四半世紀前の東京、主人公はアメフト部に所属する高校生、中村昴。彼が通う総大三高のアメフト部は、長い間、2回戦止まりという厳しい現実に直面しています。昴は仲間たちと共に、強豪校に挑むも結果は惨敗。彼は引退後、周囲が勉強に励む中で自分を見失い、不良になりたい気持ちも闇の中にいて宙ぶらりんの日々を送ります。
自己探求の旅
「人にぶつかることで、自分が生きているかどうかわからなくなる」という重いテーマを通じて、昴の葛藤を描きます。彼はアメフトに全てをかけ、失敗や挫折を乗り越えて再び踏み出す決意を固める。その過程で、彼自身の成長や思春期の複雑な心情が表現されています。読者は、昴と共に自らの道を探し続ける姿を追体験することでしょう。
若林正恭の思い
若林さんはこの作品について、「今の時代だと『イタイ奴』で終わりそうだけれど、楽しい!」とコメント。執筆時の興奮が伝わってきます。自身の人生や経験をもとに、若者のリアルな気持ちを描いたこの作品は、多くの共感を呼ぶことでしょう。
書誌情報
この小説は、312ページというボリュームで、定価1980円(税込)で販売されます。また、電子書籍版も同時発売予定なので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
- - 書名:『青天』
- - 著者:若林正恭
- - 定価:1980円(税込)
- - 出版社:株式会社文藝春秋
- - ISBN:978-4-16-392066-5
- - 発売日:2026年2月20日
- - 電子書籍URL:リンクはこちら
まとめ
若林正恭さんの初小説『青天』は、アメフトに全てをかけることで人生の意味を見出していく高校生の物語です。発売前から多くの期待が寄せられるこの作品、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。SNSでは#小説青天のハッシュタグも展開中です。