高槻市で体験する石見神楽の魅力
島根県西部に伝わる古き伝説と神々の舞が、高槻市にやってきます。令和7年8月1日(金曜日)、高槻城公園芸術文化劇場で、日本遺産にも登録されている「石見神楽」が披露されることが決定しました。これを機に、伝統文化の魅力を再発見してみませんか?
石見神楽とは?
石見神楽は、平安時代の末期から室町時代にかけて、島根県石見地方で誕生した神楽です。亀裂のない連続した舞、明快なストーリー、そして派手な衣装が特徴です。また、江戸時代には出雲佐陀神楽や歌舞伎、能と融合し、さらなる進化を遂げました。その結果、現在では演劇として多くの観客を魅了します。2020年には日本遺産に認定され、その価値が広く認められました。
公演概要
今回の公演では、石見神楽神和会が高槻市での舞を披露します。下記が公演の詳細です。
- - 日時:令和7年8月1日(金曜日)17時30分開演(16時30分開場)
- - 場所:高槻城公園芸術文化劇場南館トリシマホール(高槻市野見町6番8号)
- - 料金:一般 前売4000円、当日5000円。中学生以下 前売1500円、当日2000円
※全席指定、未就学児の膝上鑑賞は無料
更に、同時開催として益田市の特産品の販売も行われるので、伝統文化を楽しみつつ、地元の味覚も堪能できる贅沢な時間です。
演目の紹介
公演では石見神楽ならではの様々な演目が楽しめます。中でも特に人気の高い作品を以下にご紹介します。
1. 岩戸
天照大御神が須佐之男命の悪行に心を痛めて岩戸に閉じこもったことで、世界から光が失われる。そして、八百万の神々が集い、囃子と舞で天照大御神を呼び戻す様子が描かれています。神楽初めの代表的演目です。
2. 大江山
源頼光が家臣たちと共に、大鬼酒呑童子を討伐する物語。神の授ける人面鬼毒の酒を用いて、鬼たちを酔い潰して見事成敗します。武士の誇りと勇気が試される激しい戦いが展開されます。
3. 十羅
異国の鬼、彦羽根が日本を侵略しようとする中で、須佐之男命の娘、十羅刹女が立ち向かいます。女神と鬼女の激闘は見ごたえ抜群です。
4. 八岐大蛇
須佐之男命が大蛇から人々を救うために立ち上がる物語です。大蛇との対峙は、石見神楽の中でも特に迫力満点で、多くの観客を惹きつけています。
これらの演目を通じて、伝説の深い世界観やキャラクターたちと触れ合い、感動的な瞬間を共有できること間違いなしです。
まとめ
高槻市で公演される石見神楽は、伝統文化を肌で感じられる貴重な機会です。迫力ある舞いと美しい衣装を楽しみつつ、古の神話に思いを馳せてみてください。同時開催の特産品販売も、地元の魅力を知る絶好の機会です。このイベントをぜひお見逃しなく!
詳細は
こちらのホームページでご確認ください。