BIKAS COFFEE VILLAGEが5期目を迎える
BIKAS COFFEE VILLAGEは、現在進行中の植樹プロジェクトが5期目を迎え、新たにネパールのダリンボット村での活動をスタートします。このプロジェクトでは、合計2,400本のコーヒーの木を植えることに挑戦しています。これまでネパールのハルパン村に470本の木を植えてきた実績を踏まえ、今後は更なる生産地の拡大を図ります。
支援者は自分の名前が付いたコーヒーの木を植えることができ、3年後にはその木から収穫されたコーヒー豆を実際に受け取ることができます。このプロジェクトは、コーヒーを通して持続可能な開発と現地の農家の支援を同時に進める、今までにはない新しい形の「消費」を提案しています。
新たな村・ダリンボット村
新たに選ばれたダリンボット村は、約700人が暮らす小規模な農村で、コーヒー栽培の歴史を持っています。過去にコーヒー栽培に挑戦したものの、適正価格での販売ができず多くの農家が断念した経緯もあります。しかし、その再開の思いを受け、本プロジェクトでは植樹活動を通じて、農家の生計向上と地域の資源開発に寄与していきます。
地球環境への貢献
この植樹プロジェクトでは、3000本のコーヒーの木を植えることで、年間最大30トンの二酸化炭素(CO₂)の吸収が見込まれています。この量は、ガソリン車による約10,000kmの走行に相当します。BIKAS COFFEEが提案するカーボンオフセットの取り組みは、環境保護と持続可能な農業の両立を追求しており、共感してくれる企業との連携を強化していく考えです。
持続可能な農業とアグロフォレストリー
BIKAS COFFEEでは「アグロフォレストリー」農法を推進しています。この手法では多種多様な作物や樹木を共存させ、地域の生態系のバランスを保ちながら、農業の持続可能性を高める取り組みを行っています。この「アグロビレッジ」というコンセプトは、地域の人々の暮らしと自然が調和する新しい生活様式を提案しています。
収穫祭とコミュニティの形成
2024年からは、日本からコーヒーの木を支援した人々がネパールの生産地を訪れ、自身の木から収穫する「収穫祭」を開催する予定です。このイベントは生産者との交流を深める絶好の機会となります。また、廃棄されがちなコーヒーチェリーを活用した「BIKAS COFFEEのチェリーシロップ」を開発し、循環型の価値を提供する計画も進行中です。
BIKAS GREEN マルシェの開催
さらに、5月31日から6月1日には、BIKAS COFFEE主催の「BIKAS GREEN マルシェ」が開催されます。このイベントでは、参加企業と個人が一堂に集まり、食やアパレル、日用雑貨など様々な商品を販売します。売上の一部は植樹プロジェクトに還元されます。
あなたもこのプロジェクトの一員に
2025年の5月23日からは、CAMPFIREにて新たな木のオーナーを募集します。興味のある方はぜひ参画してみてください。あなたの想いが、ネパールの人々の未来を育む一助となるのです。
【参考リンク】
プロジェクトページはこちら:
BIKAS COFFEE VILLAGE
実店舗Bikas Coffee:
公式ページ