春の訪れと共に新たな美を放つQeelinのファインジュエリーコレクション

Qeelinの春の新たなファインジュエリーコレクション

この春、ケリング・グループ傘下のファイン・ジュエラー、Qeelinが新たなコレクションを発表しました。このブランドは、東洋の豊かな文化を世界に伝えるために活動しています。具体的には、上海のアマン揚蕓で、自然な精神性を探る魅惑的なファインジュエリーの展覧会が開催されました。会場は、東洋と西洋の美意識が見事に調和した没入型の空間に変貌し、来場者は「Five Qeelin Realms」と呼ばれる詩的な旅に誘われるのでした。

会場に並べられたジュエリー一つひとつは、東洋の宇宙観を丁寧に映し出し、悠久の文明を身にまとったような特別な体験を演出しています。来場者が足を踏み入れると、そこには伝統と現代が融合した魅惑的な空間が広がっていました。

特に印象的なのが、明清時代の邸宅を移築・修復した中庭です。静かな趣を持つこの空間には、精巧に彫られたWuluの格子スクリーンが配置され、さながら絵画のフレームが美しい景色を切り取っています。このプロジェクトでは、宙に浮かぶWuluのランタンが鮮やかな朱色の光を放ち、白壁と灰瓦の屋根との魅惑的なコントラストが生まれ、天地と人の調和を感じさせる特別な空間を創り出しました。

また、QeelinのグローバルブランドアンバサダーであるLiu Shishi、Lay Zhang、Yoona Limが特別ゲストとして登場し、司会のShen Mengchenがイベントを盛り上げました。彼らの存在は、展覧会のコレクションにおける精緻な芸術性と卓越したクラフツマンシップを一層引き立てており、各々がジュエリーに込められた文化的背景に興味を示していました。

これからのファインジュエリーのエキシビションでは、Qeelinの美意識と創造性が結実し、まさに集大成とも言える内容になるでしょう。「Wulu Fairy」ファインジュエリーコレクションは、イエローダイヤモンドを使用した革新的なデザインで、仙女が舞う幻想的な美しさを表現しています。このデザインは、敦煌壁画からインスパイアされた流れるようなシルクのリボンをテーマにしており、風に舞う布が重力を超えて思わず浮かぶような、優美で軽やかな「吴帶當風」の美が見事に再現されています。

Qeelinは、これからもオリエンタルなシンボルを洗練されたデザインで展開する、世界でただ一つのファインジュエラーとしての地位を確立していくことでしょう。日本国内にも、彼らの最新コレクションを体験できる場所があります。