福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000が心の旅へと誘う！

福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000

福岡PARCOが「福岡カルチャー・トラベル展 1945-2000」を2025年8月29日から9月15日まで開催します。この展示では、戦後から現代に至るまでの福岡の文化の変遷を感じ取ることができます。文学、映画、音楽、デザイン・建築、メディアといった多岐にわたるジャンルで、福岡の歴史を振り返り、当時の文化を息づかいと共に体験することができます。

過去の文化が鮮やかに蘇る

本展の面白さは、福岡の文化を形成してきた人々や作品が随所に散りばめられていること。例えば、福岡出身の著名な音楽家である大村雅朗氏の貢献や、福岡のデザイン界を代表するインテリアショップ「NIC」の影響力を紹介します。また、映画監督の石井岳龍氏が手掛けた作品にもスポットを当て、観客をトークショーや特別上映へと誘います。

東アジアの文化発信地としての福岡

福岡は、古くから東アジアとの交流が盛んな地域で、その精神は今でも脈々と受け継がれています。展示会では、福岡を舞台にした文学作品の展示も行われ、ノーベル文学賞候補にも名を連ねた直木賞作家の白石一文氏の作品が紹介されます。彼の世界観を通じて、福岡に根ざした文化の一端を知ることができるでしょう。

急速に変化する福岡の街

天神ビッグバンや博多駅の再開発により、福岡の街は日々変わり続けていますが、そんな中で失われつつある過去の記憶を大切にすることの重要性も、この展覧会のテーマの一つです。次世代の人々が福岡の文化を受け継ぎ、未来に繋げるためのきっかけとなることを願っています。

様々な展示内容

この展示は多くの見どころがあり、文学、映画、音楽、デザイン、メディアの各分野にわたって多彩な作品が展示されます。特に注目は、福岡の文化に寄与したメディアの役割について、出版や放送、空間を通して文化を形成してきた歴史を学ぶことができる点です。福岡を象徴する作品や場所の地図を提供し、観客がその足跡を辿ることができるよう工夫されています。