0歳から大人まで使える、注目の医療機器「Famineru」誕生の裏側

最近、クラウドファンディングプラットフォーム『Makuake』で話題になっているのが、日本製の電動鼻水吸引器「Famineru」です。この製品は公開からわずか10分で目標金額の961%を達成し、多くの注目を集めています。

Famineruが「一家に一台」の必需品とされる理由には、様々な特長があります。まず、製品が提供する安心感です。新生児から大人まで幅広く使用でき、管理医療機器として認証されています。さらに、生産地は秋田県と、日本製であることも魅力のひとつ。

Famineruは最小・最軽量クラスの設計で、約930gのミニマルデザインです。家庭のリビングや寝室に違和感なく馴染み、片手で簡単に持ち運ぶことができます。その上、最大-80kPaの吸引力を誇り、夜間でも安心して使用できる静音設計（約49dB）を実現しています。

さらに、業界初の「ALLIN収納」機能により、ノズルやチューブを本体に全て収納できるため、取り出しや片付けが簡単です。また、洗浄も本体の鼻水タンクとノズルを外すだけで済むので、手間いらずでわずか10秒でお手入れできます。

たにみずクリニックの院長である谷水医師は、「鼻づまりは乳幼児にとって大きな負担となり、中耳炎などを引き起こす可能性があるため、日々の鼻のケアが重要です」とコメントしています。これを背景に、Famineruは日常的に使いやすい設計を目指しました。

株式会社COQの開発者は、これまでの子育て経験から「安心して使える存在」を作りたいとの思いでこの製品を開発しました。約3年間の研究と改良を重ねた末に完成したFamineruは、家族全員が使える医療機器として市場に投入されることとなりました。

Famineruのプロジェクトは2025年8月31日に公開され、10月12日まで実施されます。一般販売価格は19,800円（税込）とのこと。家庭における鼻ケアへの関心が高まる中、Famineruがどのように生活をサポートするのか、これからの期待が高まります。

本製品についての詳細や購入に関する情報は、株式会社COQの公式サイトやプロジェクトページから確認できます。根強い需要を背景に、Famineruは今後さらなる進展を見せていくことでしょう。