東京で幕を開けるブレイキン世界大会
2025年3月22日、東京のニューピアホールで「FUJIFILM instax™ Undisputed Masters」Tokyo World Finalが開催される。この大会は、世界最高峰のブレイキン競技を一堂に集めたもので、今年で3年連続の東京開催となる。世界各国からピックアップされた男女のトップブレイカーたちが、熱き戦いを繰り広げる。
参加するトップブレイカーたち
本大会には、カナダのPhil Wizard、リトアニアのNicka、日本のHiro10とAyumi、オランダのLee、韓国のHong10、アメリカのJeffro、フランスのSyssy、ウクライナのStefani、オーストラリアのJ-Attack、中国のLithe-ingなど、総勢多彩なブレイカーがソロやクルーバトルに挑む。このような国際的な選手たちが集まることで、観客はその迫力や魅力を間近で体感することができる。
日本代表クルーとの戦い
日本を代表するブレイキンクルー、Body Carnival、Mortal Combat、Found Nationも大会に出場予定だ。彼らは、韓国のJinjo CrewやRed Bull BC One All Stars Crewといった名だたる強豪と対峙し、栄光を目指して激しい戦いを繰り広げる。Body Carnivalのアユミは「このような世界クラスの大会が日本で開かれることを誇りに思っています。私たちのクルーのユニークなスタイルを披露し、観客を楽しませることが目標です」とコメントしている。
世界中から競い合うソロチャンピオン
本大会は今年行われた5つの予選大会の集大成でもあり、それぞれの大会で優勝したソロチャンピオンが集結する。これまでの予選では、パリ大会でのKaêとSan Andrea、オランダIBE大会のAlvinとSyssy、ロサンゼルス大会のNelzwon、サンパウロ大会のLeonyとCelestia、ケープタウン大会のDjibrilなど、多彩な選手が勝ち上がった。
ブレイキンの魅力とは
ブレイキンは、単なる競技以上の意味を持つものだ。アスリートの技術とストリートスタイル、さらにはアートとしての表現が融合したこのスポーツは、競技者同士だけでなく、観客との絆を深める重要な場ともなっている。大会ではエネルギッシュなソロバトルやクルーバトルが繰り広げられ、15歳以下のジュニアバトルも実施される。新たな才能の登場が期待されており、若手ブレイカーたちは地元のコミュニティの支援を受けながら成長していく。
盛り上げるMC & DJたち
大会の進行を担当するのは、MC MSZやMC Kensaku、MC Mario Beeといった豪華な顔ぶれ。また、DJ Nobunagaが会場を熱狂の渦に引き込む。彼の音楽センスがブレイキンの盛り上がりに拍車をかけてくれるはずだ。
著名な審査員による厳正な審査
大会の審査は、「Trivium Judging System」という先進的な審査システムを用いて行われる。審査委員長にはイギリスのRenegadeやドイツのStormが名を連ね、その下には各国のトップブレイカーたちが審査員として参加する。これにより、選手の技術だけでなく、芸術性や表現力がリアルタイムで評価される。
大会参加登録とチケット情報
観客や競技者は、すでに一般チケットの購入が可能だ。16歳以上は3000円で観覧することができ、15歳以下は1500円で同様のチケットが手に入る。新進気鋭の才能によるオープン競技への参加登録も受け付け中で、挑戦を待っている。
大会概要
- - 日時:2025年3月22日(土)
- - 会場:新宿区のニューピアホール
- - スケジュール:
- 10:00 開場・受付開始
- 11:30 ジュニア(15歳以下)予選
- 12:15 女性ソロ予選
- 12:45 男性ソロ予選
- 13:30 クルー 5vs5 予選
- 19:00 メインイベント(決勝)
詳しい情報は公式サイト(
undisputedmasters.com)を訪れてください。スポーツとアート、そしてコミュニティの融合が見える、ブレイキンの新たな幕開けを楽しみにしよう!