日田市の新たな暑さ対策プロジェクト
日田市立の小学校と中学校全30校を対象に、2025年6月1日より「小粒ROCKⓇ 300g」を配布するプロジェクトが開始されます。この取り組みは熱中症対策として、九州コクボが日田市教育委員会と連携する形で行われ、小学生や中学生に暑い夏でも健康でスポーツを楽しむためのサポートを提供します。
暑さを乗り切るための提案
九州コクボは、2020年から日田市の教育機関と手を組み、氷を使った暑さ対策の取り組みを続けています。このプロジェクトは、熱中症が社会問題となる中、子供たちを支援するための新しい試みとして位置付けられています。毎年大分県の日田市において、暑い季節に対処するための具体的な施策を実施しており、2025年度も継続されることになりました。
配布の具体的な内容
このプロジェクトでは、暑さ対策の一環として「小粒ROCKⓇ 300g」と、氷を用いたアイシングの効果や正しい使い方を紹介した『スポーツアイシングBOOK』も提供されます。これにより、子供たちにとって、より効果的な暑さ対策を学んでもらうだけでなく、スポーツ活動を行う際の冷却方法を理解してもらうことを目的としています。
配布スケジュール
配布は2025年6月1日から10月上旬まで行われ、具体的には6月の学校スポーツ大会から10月の運動会に向けて実施される予定です。対象となる児童生徒は約4473人にのぼり、配布数量はおよそ15,000袋。そのため、各学校の要望に応じて氷を適量配布する方向で進められています。
贈呈式の開催
5月30日には大分県日田市立大明中学校にて贈呈式が行われます。この式典では、大明中学校の生徒代表が出席し、九州コクボの代表者からロックアイスが贈呈されます。式典の始まりは学校行事の都合で前後する可能性もありますが、重要なイベントとして地域の関心を集めています。
ロックアイスとは?
「ロックアイス」についてご紹介します。九州コクボの関連会社である小久保製氷冷蔵は、1973年に砕いた氷を袋詰めにした「かちわり氷」として「ロックアイス®」を発表しました。2023年には誕生50周年を迎え、アウトドアやパーティ、さらにはスポーツ活動など、幅広い場面でその冷却効果が重宝されています。
社会貢献を目指して
KOKUBOグループは、氷を通じて豊かな食文化を育むことを目指し、全国に工場と販売網を展開しています。暑さ対策やスポーツアイシングなどの社会貢献活動を通じて、子供たちが健康で快適に過ごすための新たな可能性を追求し続けています。このようなプロジェクトを通じて、地域社会においても大きな影響を与えることに期待が寄せられています。
今後も日田市の暑さ対策に注目し、子供たちの健康を守るための取り組みが進んでいくことを願っています。