長濱ねると山口周が語る、未来を照らす言葉の力
10月12日(日)、J-WAVEの人気番組『NTT Group BIBLIOTHECA -THE WEEKEND LIBRARY-』の初の公開収録が行われました。この番組は著作家の山口周さんと俳優の長濱ねるさんがナビゲーターとなり、哲学やテクノロジー、SDGsなど幅広いテーマを取り扱い、「週末にオープンする図書館」をコンセプトにした内容が特徴です。
今回の公開収録は、番組の人気コーナー「KEY TO TOMORROW」をもとにした書籍『未来を照らすコトバ ビジネスと人生、さらには社会を変える51のキーワード』の発売を記念して行われました。観客の中から抽選で選ばれたリスナーたちと共に、山口さんと長濱さんが本に収められた「未来を照らす言葉」について語り合います。
公開収録の様子
会場に姿を現した二人は、観客からの大きな拍手に迎えられました。山口さんは、「この番組が広めたいのは、メディアでよく取り上げられる社会の課題とは反対に前向きなことです。それを届けるためにこの番組を始めました」と語り、長濱さんは「周さんと一緒にこのラジオを担当することで、私の人生の選択がより良くなりました。喜んで皆さんの前で収録できることが嬉しいです」と感謝の意を示しました。
この日のトークでは、「未来を照らすコトバ」にも収録されている「高原社会」と「サーバントリーダーシップ」についての意見が交わされました。
山口さんはリーダーシップについて、「新入社員には簡単な仕事を任せるのではなく、彼らの能力を最大限に引き出すために大きな役割を与えるべきだ」と力説しました。特に、新入社員には情熱が重要だとし、「失敗を恐れず挑戦する意志が必須」と続けました。
長濱さんも場を盛り上げ、「どんな人に任せると良いと思う?」と問いかけて紡ぎ出すやりとりは、観客にも感動を与えました。山口さんは「成功する人は周囲にお願いごとをできる人」と話し、会場の共感を得ました。
セルフアウェアネスの重要性
後半では、「心を整える」と題したテーマに移り、長濱さんは自身の経験を交えて話しました。「セルフアウェアネス、自分を知ることがどれだけ大切かを学びました。悩みを言語化できないことが多かったけれど、今は自分の考えを整理してノートに書くことで少しずつ変わってきた気がします」と語ります。
番組を3年半続ける中で、リスナーと共に成長し合ってきた様子が伺えました。濃密なトークが続く中、あっという間にエンディングを迎えました。
未来に向けて
最後に「次にやってみたいことは?」という質問が出ると、山口さんは「今の社会をもっと風通し良くしていくための話題に取り組んでいきたい」と語りました。長濱さんは「今後は、さらにフィールドを広げて野外での収録も挑戦してみたい!」と新たな目標を掲げました。
このイベントの収録内容は、10月18日(土)の番組で放送される予定です。
書誌情報
- - 書名: 未来を照らすコトバ ビジネスと人生、さらには社会を変える51のキーワード
- - 著者: 山口周・長濱ねる
- - 発売日: 2025年10月1日(水)
- - 価格: 通常版1,800円(税込)/Amazon限定版(ポストカード付)1,900円(税込)
- - 発行: 株式会社祥伝社
ぜひ、彼らが紡ぎ出す言葉から、未来を考えるヒントを見つけてみてはいかがでしょうか?