健康で働きがいのある職場を目指す栗山米菓の新施策と運動会の開催

栗山米菓の新しい健康経営への挑戦

新潟県に本社を置く株式会社栗山米菓が、2025年度から「健康経営推進プロジェクト」を開始しました。このプロジェクトは、社員の心身の健康を高め、働きがいのある職場環境を整えることを目的としています。バラエティ豊かな米菓を製造・販売する同社は、社員が元気で活き活きと働ける環境を追求しています。

健康経営の背景と目的

近年、企業の持続的成長には従業員の健康が欠かせないと認識されつつあります。政府の政策や社会的な動きが影響し、企業が社員の健康維持と増進に力を入れることが一層求められています。その流れを受けて、栗山米菓は健康に関する施策の強化に取り組んでいます。

その一環として、10月4日には新潟県新発田市カルチャーセンターで社員同士の交流と健康を促進する社内運動会が計画されています。この運動会は、部署を超えたプロジェクトメンバーによって企画され、社員自らが健康づくりの場を創出するものとなっています。

健康施策と具体的な取り組み

新たな取り組みの内容

栗山米菓の健康経営の目玉として、以下のような新しい施策が導入されています。

- 婦人科検診の費用全額補助 　特に女性社員を支援するこの取り組みは、偶数年齢の年に実施されます。
- 付加健診と人間ドックの補助 　定期的な健康チェックを推進するため、付加健診費用の全額会社負担、また人間ドックの一部費用も補助されています。
- オンライン医療相談サービス「ファミくる」の導入 　医師や助産師、保健師に365日いつでも相談できるサービスが開始。ストレスケアやメンタル不調の早期発見に寄与します。
- 社員部活動の支援 　部活動を推進し、心身の健康を増進。サッカー部や書道部など、様々な活動が支援されています。
- 地域のウォーキングチャレンジへの参加 　新潟市が主催するこのイベントに参加し、日常生活での歩行を促進しています。
- 「健康だより」の発行 　毎月、社員向けに健康に関する情報をアプリで配信し、健康への関心を高めます。

従来からの施策

栗山米菓は、毎年恒例の秋の運動会を実施し、社員間の交流を深める場として活用しています。また、男女ともに育休が取りやすい環境を整えており、育児休業取得率は女性100%、男性100%を達成しています。

経営視点からのコメント

管理本部の人事担当、山崎真季氏は、定期的に実施している社員アンケートを通じて、健康診断費用補助が最も好評であることを明かしました。社員からの声を大切にし、心身ともに健康でワクワクして働ける環境を今後も整えていく方針です。

同社の経営理念である「たのしい・おいしい・あたらしい」をもとに、米菓を超えた新しい価値を提供し、これからも社員が活き活きと働ける企業を目指していきます。