ヴァレクストラの新作
2026-04-28 11:35:18

ヴァレクストラの新作インスタレーションがミラノで美を探る

ヴァレクストラが贈る美の探求「ソフト&テンダー・トポグラフィーズ」



ヴァレクストラが、2026年のミラノサローネに合わせて新たなインスタレーション「ソフト&テンダー・トポグラフィーズ」を発表しました。このインスタレーションは、異なる素材や質感がともに響き合い、まるで詩的な風景を描くかのような作品です。このプロジェクトは、世界的に名高いデザインスタジオ、オブジェクツ・オブ・コモン・インタレストとのコラボレーションにより生まれ、ミラノのヴァレクストラ旗艦店で展示されています。

インスタレーションの魅力は、有機的な三次元曲面による造形にあり、軽やかさと遊び心を持ちながら、品牌が追求するしなやかな構造美を見事に表現しています。特に、黒ラッカー仕上げのコスタや、ペルガメーナホワイト、多重レザーといったヴァレクストラの象徴的な素材からインスピレーションを受けたデザインは、構造や質感、そして触覚表現を柔らかな空間に昇華させています。

ブティック内には、光沢を帯びた彫刻的なフォルムが点在し、高さやボリュームに繊細な変化が施されています。これらの造形は、まるで静かな「島」のように配置され、小さな大理石の台座を包み込むことで、硬さとしなやかさ、構造と柔らかさという相反する要素が静かに対話する空間を創り出しています。

また、インスタレーションでは光と影のコントラスト(キアロスクーロ)が重要なテーマです。ギリシャ産ホワイトストーンが生み出す自然な輝きと陰影は、ヴァレクストラの特徴的なペルガメーナホワイトや、繊細なインキオストロラインを思い起こさせます。

ブティックの奥には特別に制作された「メタモルフィック・ロック」スツールが配置され、鑑賞の場から実際に触れて感じることができる空間へと広がります。このインスタレーションは、アートであると同時に、日常生活に寄り添う存在であるという新たな価値観を提案しています。

この「ソフト&テンダー・トポグラフィーズ」は、素材と空間の探求から生まれ、知覚と触覚の可能性を軽やかに問いかけるプロジェクトです。ヴァレクストラならではのミラノ的美意識を体現し、訪れる人々に新しい体験を提供しています。

さらに、ヴァレクストラの発表した新作バッグも注目です。インスタレーションの素材表現からインスパイアを受けた、イジィデバッグの限定モデル2型が登場しました。「イジィデ ミニ スカルプト」は、3Dプリント技術を用いて曲線的なトップハンドルとポリッシュ仕上げのパラジウム金具が特徴です。一方、「イジィデ エディター グロス」は、コラボレーションにインスパイアされた艶やかなフォルムで、ブラックのパテントレザーで仕立てられています。

ヴァレクストラは、1937年に設立され、イタリアの高級レザーグッズブランドとしての地位を確立してきました。そのハンドバッグやラゲージは、文化的背景を持つミラノからインスピレーションを受けており、日常に美と意味のあるラグジュアリーを提案しています。ヴァレクストラの作品は、常に伝統と革新が共存しており、特に有名な「トリックトラック」や「イジィデ」、「ミラノ」バッグなどは、ブランドの持つ卓越したクラフトマンシップと美意識を物語っています。新しいインスタレーションとバッグの登場によって、ヴァレクストラは再び注目を集めています。


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