リー・マリアの新シグネイチャーモデル『LM-87』とは
音楽ファンに衝撃を与えるニュースが飛び込んできました。エレキギターの名ブランド「Jackson®」が、イギリスの人気ロックバンド「Bring Me The Horizon」のギタリスト、リー・マリアの名を冠した新たなシグネイチャーモデル『Pro Series Signature Lee Malia LM-87』を発表しました。このギターは、リーの独特なプレイスタイルと幅広い音楽性を見事に表現しています。
リー・マリアの情熱が詰まったデザイン
このモデルは、リー・マリアとの密接なコラボレーションの結果、実現したものです。彼のアグレッシブなプレイスタイルにマッチするよう考えられたデザインと、かつてない高い演奏性が特徴です。リー自身、自らの手によるこのギターに対して熱い思いを語っています。「長年夢見ていたギターが形になった。様々なプレイヤーが楽しめるように使いやすさにもこだわった」と、彼は満足感と共にコメントを寄せています。
音楽の世界での活躍
リー・マリアは、グラミー賞にノミネートされるなど、その音楽的実力は世界中で認められています。また、彼が所属するバンドの最新アルバム『POST HUMAN: NeX GEn』は、10億回を超えるストリーミング再生を誇ります。音楽フェスティバルのヘッドライナーとしても活躍し、昨年にはサンパウロでの公演が大成功を収めました。そんな彼の新しいシグネイチャーモデルは、その音楽的背景からもプレイヤーにとって重要な一品と言えるでしょう。
先進的な性能
『LM-87』は、リー・マリア愛用のカスタムモデルをベースに作られています。特にテイルピースとファインチューナーが固定されたTOMスタイルブリッジは、彼のスタイルであるローチューニングやヘヴィなピッキングでも安定した性能を提供します。オフセットされたSurfcaster™ボディに薄いオープンポアフィニッシュが施されており、ヴィンテージの魅力とモダンなデザインが融合しています。
さらに、3ピースのDシェイプオクメネックとバインディングを施したアマランス指板はスムーズなプレイアビリティを実現。プッシュ/プルコイルスプリット付きのブリッジハムバッカーは、多彩なトーンを生み出し、プレイヤーに多くの選択肢を提供しています。
音楽シーンに対する影響
オフィシャルな発表によれば、ジャクソンのアーティストマーケティングマネージャーは、「リーのギターは、材料から演奏性に至るまで、あらゆるスタイルに対応した完璧な例です。これにより、バンドの幅広い音楽性に合致します」と評価しています。新モデルが持つ多様性が、リーのようなアーティストの音楽の良さを引き立てています。
迫力の演奏映像
新シグネイチャーモデル『LM-87』の魅力をさらに知りたい方には、Jackson公式YouTubeチャンネルで公開されている2本の動画をチェックしてみてください。リーの力強い演奏と共に、彼のギターに対するビジョンを語る様子が収められています。
まとめ
ライセンスされたJackson製の『Pro Series Signature Lee Malia LM-87』は、2025年8月に154,000円(税込)で販売予定です。国産のJackson正規取扱店での購入が可能で、このギターは、激しくも優雅にプレイしたいというギタリスト必見の製品となるでしょう。音楽シーンに新たなエネルギーをもたらすこのモデルは、ギタリストの心を惹きつけて離さないことでしょう。