90歳以上のジャズ
2025-12-22 10:59:45

90歳以上のミュージシャンが語る戦後ジャズの歴史と文化の魅力

戦後ジャズの歴史を語る特別番組



TOKYO FMが放送する特別番組『自由、平等、そしてスイング~戦後のジャズと日本』。2025年12月28日(日)の深夜26時から27時にかけて、90歳を超えた現役のミュージシャンたちが戦後のジャズ文化についての貴重な証言を披露します。この番組は、戦後日本におけるジャズの成り立ちや進化に焦点を当てた内容で、多くのリスナーにとって貴重な体験となることでしょう。

日本におけるジャズの誕生


戦後の日本では、終戦直後からジャズの浸透が始まります。進駐軍クラブやダンスホール、そして進駐軍向けのラジオ放送がその原動力となりました。それまで敵性音楽として禁じられていたジャズが、戦争の終結と共に解放され、次第に日本の音楽シーンに根付いていきます。特に、この時代に登場したジャズは、それ以降の音楽ビジネスの発展にも大きく寄与しました。

歴史を語り継ぐレジェンドたち


番組では、サックス奏者の渡辺貞夫、ピアニストの穐吉敏子、クラリネット奏者の北村英治など、昭和・平成・令和を通じて活躍してきたジャズの第一線のミュージシャンたちが登場します。また、元ポリドールレコードのディレクターで数々の名盤を世に送り出した岡村融さんも登場します。全てのゲストが90歳を超えるレジェンドであり、彼らの語る言葉はまさに戦後のジャズ史の生き証人としてのものです。

玉音放送とジャズの出会い


ゲストたちは、玉音放送を耳にした瞬間の心の動きや、ジャズとの出会い、さらには当時のジャズ界の状況について語ります。彼らの生々しい証言は、当時の歴史をより身近に感じさせ、リスナーに深い感動を与えることでしょう。この番組を通じて、忘れ去られた戦後のジャズの魅力や、その影響を再確認することができるのです。

番組のパーソナリティとインタビュアー


番組のパーソナリティには、ジャズシンガー土岐麻子さんが務め、音楽ジャーナリストの小川隆夫さんがインタビューを担当します。彼らの軽妙なトークと共に、貴重な証言が紡がれていく様子は、リスナーにとって耳の離せないひとときとなるでしょう。

サックス、ピアノ、クラリネット――それぞれの楽器が奏でる音色が交わり、戦後の日本に根付いたジャズ文化の豊かさを感じられるこの番組。90歳を超えたミュージシャンたちの姿に、ジャズの力強さと文化の深さを実感できることでしょう。どうぞご期待ください。


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