朗読劇「カサブランカ」
2025-09-06 15:08:20

廣瀬智紀が語る、朗読劇「カサブランカ」の舞台裏と成功への意気込み

廣瀬智紀が語る初挑戦の朗読劇「カサブランカ」



朗読劇「Classic Movie Reading Vol.5『カサブランカ』」がついに開幕しました。名作映画を舞台にしたこの朗読劇は、1939年に公開された同名映画をもとに構成され、第二次世界大戦が迫るモロッコ・カサブランカを背景に、愛と信念の狭間で揺れる人々の物語が描かれています。リック役を務める廣瀬智紀さんをはじめ、新たなキャストが作品に挑む姿が話題です。

公演は2025年9月6日(土)から2日間、博品館劇場で開催され、廣瀬さんは作品への期待感を強めています。「熱血な坪井さんの演出のもと、しっかりと稽古を重ねてきました。朗読劇は稽古日数が限られていることが多いですが、今回はたっぷりと時間をいただきました。そのため、少しの不安を抱えつつも、楽しみな気持ちの方が大きいです」と意気込みを語りました。

そして、役作りに関する苦労もありました。「『君の瞳に乾杯』という印象的なセリフがありますが、これを自然に表現することが難しい。普段言わないセリフだからこそ、一言一言大切にすべきだと感じました」と語る廣瀬さん。初めての朗読劇であり、すべてのセリフを自然に覚えられたことが印象的だったとも述べました。

共演者の有沙瞳さんも、この作品での挑戦にワクワク感を抱いています。「前回とは違ったエネルギーを感じています。リックと特別な再会を果たすイルザ役を演じることで、深い感情を表現できるのが嬉しいです」とコメントしました。その一方で、稽古中は強いキャラクター同士のぶつかり合いもあったとのことで、互いに刺激し合ったことを挙げました。

鍵本輝さんは、ラズロ役を演じることに対して自らの思いを語ります。「ラズロの水準の高さや信念の強さから学ぶものも多い。この作品は、特に私の世代には新たな気づきをもたらしてくれました。舞台上で生まれるライブ感を大事にし、違ったアプローチを常に模索し合いました」と話し、稽古時の雰囲気についても触れました。

元々の映画の名セリフを重視し、観客に感動を伝えようとするキャストたち。最後に廣瀬さんは、「戦争を背景にした物語ですが、その中で生きる人々の心情にフォーカスを当てています。観劇者の心に何か一つでも残ればいいと思っていますので、ぜひ劇場で体験してほしい」と観客へのメッセージを送りました。キャスト陣が一丸となる姿勢で挑む朗読劇「カサブランカ」、その舞台裏には熱い想いが秘められているようです。また、作品を通じて伝えられる人々の美しさやその命の尊さにも、触れてみることができることでしょう。

公演概要


  • - 脚本:鈴木智晴(劇団東京都鈴木区)
  • - 演出:坪井彰宏
  • - あらすじ:1941年のモロッコ・カサブランカと、愛と信念の狭間での人々の選択
  • - 出演者:廣瀬智紀、有沙瞳、鍵本輝、川上将大、広井雄士、奥村健介、山口夢菜、山口ふみや、船戸慎士、コウガシノブ
  • - 公演日程:2025年9月6日(土)〜7日(日)
  • - 会場:博品館劇場
  • - チケット:特典付き9,900円、一般9,000円(全席指定・税込み)※特典:オリジナルミニフォトブック
  • - チケット取り扱い:各種プレイガイドにて販売中

この朗読劇がもたらす感動の瞬間を、ぜひ劇場で体験してください。


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