香りで楽しむ特別な体験!ピエール・エルメ・パリのマカロンデーイベント
今年も開催されたピエール・エルメ・パリのチャリティーイベント、『MACARON DAY マカロンデー』。今年の目玉は、日本香堂ホールディングスの調香師が特別出演し、マカロンの香りを再現するユニークなワークショップです。これにより、参加者は新たな「香り」の体験を楽しむことができました。
マカロンと香りの融合
ピエール・エルメ・パリが展開するこのイベントは、毎年難病の子どもたちを支援するための寄付を集めるために行われています。今年も多くの参加者が集まり、その魅力に引き込まれていました。 5月28日から新たに登場したマカロンのラインアップとともに、調香師の堀田龍志氏がその香りを再現するワークショップを開催しました。
このワークショップで再現された香りは、特異なトマトの葉が主役の「アンフィニマン フイユ ド トマト」と、パッションフルーツとミルクチョコレートを融合させた「モガドール」の2種類。これらのフレーバーは、参加者に新たな香りの体験を提供し、見た目や味わいを超えたマカロンの新たな魅力を引き出しました。
香りを楽しむ新たな方法
参加者は、肥前吉田焼のアロマストーンを使い、自らの手でマカロンフレーバーを調香する楽しさを体験しました。3種のアロマオイルを重ねて落とすことで、一つの香りが完成する過程は、参加者にとって非常に興味深く、まさに新しい体験の場となりました。
調香師の堀田氏は、マカロンを食し、イメージを膨らませて様々なインスピレーションを得ながら試作を重ね、その最終形として香りを完成させました。
東洋と西洋の香りの交差点
イベントでは、ピエール・エルメ・パリを日本で展開しているPH PARIS JAPON株式会社の代表取締役社長リシャール・ルデュ氏と堀田氏との対話も行われました。香りをテーマにしたフレーバー談義では、東洋と西洋の感性がどのように交差するかについて語られ、参加者だけでなく、関係者の心をもつかむ素晴らしいひとときとなりました。
季節の香りを感じるイベント
今回の『MACARON DAY』では、一見単なるスイーツのイベントと思われがちなマカロンが、深く広がる香りの世界へと誘われる貴重な体験を提供してくれました。参加者は、製品化されていない香りを楽しむ一方で、マカロンの新しい楽しみ方を見出し、今後の活動に期待を寄せる姿が見受けられました。
このイベントを通じて、香りとスイーツが結びつく新たな体験が生まれ、参加者一人一人がそれぞれの香りの世界を楽しむことができました。新たな感性で香りを感じることのできるこのイベントは、今後もぜひ継続していってほしいものです。