医療の進歩が魅せる中高年女性の美しさ: 二重埋没法の新しい可能性
2025年6月、タイ・バンコクで開催された『IMCAS ASIA 2025』において、TCB東京中央美容外科の宗像寿祥医師が、中高年者向けの二重埋没法の中期成績に関する講演を行いました。この学会は、アジア最大の美容医療国際学会であり、最新の情報交換の場となっております。
二重埋没法とは
二重埋没法は、まぶたに埋没糸を用いて二重まぶたを形成する美容施術のひとつです。手術の際、細い糸を皮膚に埋め込むのみで行うため、切開することなく施術が可能です。これにより、患者にかかる負担も少なく、美容効果は高まります。中高年者にとって、上眼瞼の状態に合わせて選択肢を持つことは美しさを保つ重要なポイントです。
研究の主旨と方法
宗像医師の研究では、45歳以上の女性291例と18歳から39歳の女性530例を対象に、中高年者に対する二重埋没法の成績を比較しました。特に注目すべきなのは、中高年者は上眼瞼の皮膚弛緩が伴うことが多く、単なる二重まぶた形成だけでなく、周囲の肌の状態も施術の成果に影響を与えるとされています。
観察期間は平均9.5か月であり、施術後のイベント発生率を検討しました。結果として、中高年群では15.6%のイベントが発生し、若年者群は7.2%でした。術後12ヶ月での累積イベント発生率は、中高年群が17.2%であるのに対し、若年者群では7.2%という結果が出ました。これは、やはり中高年者においては特有の問題が出やすいことを示していますが、それでも埋没式重瞼術は選択肢の一つとして考慮されています。
中高年の美しさを追求する
中高年者が美容施術を受けることへの不安がある一方で、年齢に関係なく美しさを追求する姿勢は重要です。宗像医師は、患者の状態や希望をじっくりと聞き、納得のいくカウンセリングを実施。これにより、美容施術のメリットを最大限に引き出すことに努めています。
TCBクリニックでは、全国105院が展開しており、さまざまなメニューを通じて「キレイを幸せに」を実現しています。また、特に中高年者には、それぞれの状態に合わせた美容施術の提案や、新たな医療技術の導入を積極的に行っています。
まとめ
『IMCAS ASIA 2025』での発表を経て、ますます中高年女性の美しさへの関心は高まっています。宗像医師の研究は、二重埋没法における新たな視点を提供し、今後の美容医療の可能性を広げるものです。大切なのは、自分自身の美しさを信じ、年齢に関係なく自分磨きを続けること。今後もTCBクリニックでは、最新の情報と技術をもとに患者に寄り添い続ける姿勢を大切にしていくでしょう。