学生が手がけた「会話したくなる服」YAP
2025年4月1日から30日まで、原宿のラフォーレで学生が立ち上げた古着リメイクブランド『YAP ~話したい~』がポップアップストアを展開します。このブランドは、東京デザイナー・アカデミーのファッションデザイン学科に在籍する2年生の学生たちが手掛けたものです。特に田坂広志学長の指導のもと、若者らしい新しい視点を取り入れ、コロナ禍でのリモート生活を乗り越えた彼らの青春の結晶とも言えるプロジェクトです。
会話のきっかけを提供する服
『YAP』の最大のコンセプトは「会話したくなる服」です。デザインの背後には、「服を通じて人と人がつながる場を提供したい」という思いがあります。学生たちは、自身が着たい、そして誰かと話したくなるような服を追求しました。たとえば、「その服、どこで買ったの?」や「その柄、すごく可愛い!」といった自然な会話が生まれることを意識して、デザインに工夫を凝らしました。
原宿という若者文化の発信地で、このような「会話のきっかけになる服」がどのように受け入れられるのか、非常に楽しみです。
手作りの魅力:一点物の古着リメイクアイテム
『YAP』の全てのアイテムは、古着をリメイクした一点物です。ブランドの立ち上げから、素材の選定、縫製、さらにはプロモーションまでのプロセスをすべて学生自らが行っています。ブランドの特徴は、ここでしか手に入らないデザインと仕掛けにあります。
着るだけでなく、「これについて話したい!」と思わせるような驚きの要素を詰め込み、他にはない魅力を持たせています。商品価格は1万円前後を予定しており、手の届きやすい価格設定も嬉しいポイントです。
客とのコミュニケーションを大切に
特に注目すべきは、ポップアップストアのオープン日である4月20日(日)と27日(日)です。この2日間には、実際に服をデザインした学生が店頭に立ち、訪れたお客様と直接コミュニケーションを図ります。ただ商品を購入するだけでなく、「服をきっかけに会話を楽しむ」といった新しいショッピング体験を提供することを目指しています。
東京デザイナー・アカデミーの教育理念
東京デザイナー・アカデミーは、新しい時代の求めるデザインのあり方をしっかり押さえた実践的な教育を行っており、ファッションデザイン学科では、アイドル衣装、デジタルファッション、SDGsに着目した学びが特徴です。また、生徒にはSNSを利用したマーケティングや販売方法も指導され、単なるデザイン技術だけではなく、デジタル時代に必要な幅広いスキルを習得させています。このように、未来のデザイナーを創出するために、常に進化し続けています。
SNSシェアキャンペーンも実施中
さらに、ポップアップストアでは来店時の写真をSNSに投稿すると、交通費プラス1000円がもらえるキャンペーンも実施中!ハッシュタグ「#東デ」をつけて投稿しましょう。いつもとは違ったファッション体験を楽しみつつ、親しみのあるコミュニケーションの輪を広げるチャンスです。
これからのファッションがどのように変わっていくのか、ぜひ原宿で実際に体験し、会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。