ゆりやんレトリィバァの初映画監督作『禍禍女』が披露する笑いと痛みの物語とは

ゆりやんレトリィバァの初映画監督作『禍禍女』が誕生！

お笑い界のスターダムを駆け上がるゆりやんレトリィバァが、ついに映画監督という新たな挑戦を果たしました。その作品名は『禍禍女（まがまがおんな）』。彼女自身の恋愛体験をベースにしたこの映画は、2026年に全国公開される予定です。

夢の始まり

今回の監督のオファーは、数年前のテレビ番組での発言がきっかけでした。ゆりやんは、「映画監督をやってみたい」と軽い気持ちで口にした言葉が、現実のものとなるとは思ってもみなかったと振り返ります。不安と興奮が交錯する制作準備期間は、彼女にとって新たな発見の連続だったようです。「最初は高橋さんにただ私の恋バナを聞いてもらっていたんです。それがいつの間にか撮影に入って、映画が完成していたとは」と、ユーモアを交えながら語りました。

映画に込めた想い

映画のタイトル『禍禍女』に関して、ゆりやんはあえて意味を明かさず、その期待感を高めています。彼女曰く、この映画は彼女のリアルな恋愛体験を反映した作品であるとしつつ、観客がその中から何を感じ取るかは、上映を待つ楽しみの一つです。「私を振った男性方がいなかったら、この映画は存在していなかった。だから、感謝しています」と、感情豊かに語る姿からは、彼女の真摯な姿勢が垣間見えます。

世界への羽ばたき

この映画は、日本国内だけでなく、国際的な舞台にも進出します。カリフォルニア州ロサンゼルスで行われる「第13回Beyond Fest」でのワールドプレミアが決定しており、「ずっと憧れていたクエンティン・タランティーノ監督に会えるかもしれない」と、興奮を隠せない様子でした。さらに、「タランティーノ監督に会えるか占ったら、可能性高し」との裏話まで披露し、観客の期待感を一層募らせています。

新たな才能の誕生

映画祭のプログラマーであるエヴリム・エルソイは、『禍禍女』を「とんでもない大発見」と評し、作品の恐怖と奇抜さの共存による新たな才能の登場を感じています。「この作品を世界に紹介できることを誇りに思います」とコメントを寄せています。

さらなる展開

ゆりやんは自身初のファンクラブ「ゆりふぁんレトリィバァ」も始動。このファンクラブでは、ライブ情報やコンテンツが先行公開されるほか、独自の企画も展開されるとのこと。彼女の個性的な世界観をより深く楽しむチャンスを提供してくれることでしょう。

ゆりやんレトリィバァが挑む映画『禍禍女』は、ただのコメディではなく、彼女が生きてきた証そのものが詰め込まれています。この作品がどのように観客の心に触れるのか、期待に胸を躍らせながら公開を待ちたいと思います。