ISTが新しい風を吹き込む「プラチナウール™」コレクション
2025年2月4日から6日、イタリアのミラノで開催された「ミラノ・ウニカ」にて、株式会社アイ.エス.テイが誇る独自開発の新素材「プラチナウール™」の春夏コレクションを発表しました。この展示会は、世界各国のファッション関係者が一堂に会する重要な場ですが、昨年に比べて参加企業数と来場者数が増加し、注目を集めました。
新たなコンセプト:黒曜石と地中海の融合
今回のコレクションでは、コンセプトカラーを「黒曜石のブラック」と「地中海のブルー」に設定。プラチナウール™の持つ天然素材としての特性を生かし、独自の光沢感を表現しています。ブラックはラグジュアリーとサイバーパンクのシックな印象を与え、深い闇の中に未来的なテクスチャーを持ったアイテムが揃いました。一方、ブルーは地中海のエレガンスと爽やかさを感じさせ、海やレモンの香りが漂うようなイメージです。
プラチナウール™の魅力
新素材「プラチナウール™」は、当社が独自に開発した加工具合により、ウールの繊維を細く美しく仕上げることに成功しました。この加工技術によって、ウール特有のチクチク感は消え、しなやかでソフトな触り心地が実現。驚くべきは、その光沢感で、まるで磨かれた表面のように仕上げられた生地は、視覚的にも魅了します。
多様な体験
ミラノ・ウニカでは、723社が出展し、約12,000人のバイヤーが来場しました。その中でも、プラチナウール™の魅力に引き寄せられた多くの来場者が手に取る姿が見られ、注目を集めていました。来場者からは、冬だけでなく春夏シーズンにもこの新素材をブランドコレクションに取り入れたいとの声が上がりました。
未来を見据えた開発を
株式会社アイ.エス.テイは、「不可能を可能にする」というミッションを掲げ、高機能な素材の研究開発から製造・販売までを手がけている企業です。ポリイミド樹脂や高耐熱性素材など、高付加価値を持つ製品を展開し、世界中の顧客に高い技術力で応えてきました。今回のプラチナウール™も、未来に向けた新たな一歩として位置づけられています。
まとめ
新素材「プラチナウール™」は、春夏の心地良い着心地を提供しながら、洗練されたデザインとしてファッションシーンに新たな風を吹き込むことでしょう。「ミラノ・ウニカ」での発表を皮切りに、今後もこの素材を用いたさまざまなアイテムが登場することを期待しています。原料から完成品までの一貫した開発で、美しい未来を創造することが、アイ.エス.テイの目指す方向性なのです。