自然と共存する「高床式美容室」の未来を切り開くプロジェクト始動
静岡県南伊豆町に位置する自然派美容室「杜とあお。」が新たな試みをスタートしました。その名も「高床式美容室」プロジェクト。このプロジェクトは、美容施術で使用した水が大地に還る過程を可視化し、人と自然とのつながりを体感できる新しい美容室を目指しています。2026年4月24日から始まるクラウドファンディングを通じて、分断されがちな日常生活と自然との関係を再構築しようとしているのです。
人と自然を結ぶ新しい美容室の発想
ほとんどの美容室では、施術で使われた水はそのまま排水として処理されてしまいます。私たちが普段意識することなく流れ去って行く水の行き先や、その影響について、考える機会は少ないですよね。そんな現状を「杜とあお。」は見直しました。彼らは植物由来の素材だけを用いた施術をする中で、自分たちの行動が自然とどのように結びついているかに気付くようになったのです。見えないものに目を向け、感じることで、プロジェクトは生まれました。
高床式美容室で体験する水の行き先
この「高床式美容室」では、施術で発生した水が土に還る過程を目の前で体験できる場が提供されます。建物自体を高床式にすることで、床下に空間を設け、そこを水や空気、そして微生物の通り道として利用します。施術後の排水が床下を流れる様子を目視でき、それが土へとつながる様子を観察することで、美容という行為が自然の循環の中にどのように位置づけられるかを再考する機会を得ることができます。
自然との一体感を感じる
高床式美容室では、美容施術を受けるだけではなく、水の流れや土、空気の変化を実際に感じることができます。それは特別な体験ではなく、もともと人の営みと自然は一つのものであったはずです。そうした日常と自然がどのように重なるのかを、肌で感じてほしいと願っています。
過去の取り組みから現在へ
「杜とあお。」は2018年にオープン以来、植物素材だけを使った施術を続けてきました。南伊豆に移住後、清掃活動を美容に取り入れた「クリーン&カット活動」を推進し、子どもたちには海岸清掃を行いながらヘアカットを提供することも行っています。また、古民家の再生活動にも取り組み、地域の環境を整えることを目指しています。その取り組みから、生活と自然の調和という感覚が徐々に形作られてきました。
「整える」とは何か
私たちはこれまで、外部から何かを加えることで自身を整えようとしてきましたが、時にはその方法に違和感を覚えることもあります。身体の一部ではなく、心や暮らし全体に目を向けることが重要です。無理に変える必要はなく、本来の流れを取り戻すことが「整う」ということだと考えています。このプロジェクトは、その考えを具体化するための試みなのです。
参加の方法について
このプロジェクトには、様々なリターンが用意されています。それぞれの形で、この新しい美容室の営みに関わっていただけることを期待しています。
プロジェクトの詳細
- - 開始日時: 2026年4月24日(金)17時から
- - 終了日時: 2026年6月22日(月)23時まで
- - プラットフォーム: READYFOR
- - 目標金額: 3,000,000円
新しい形の美容室を通じて、自然とのより良い関係を築くために、ぜひご注目ください。