STU48、8周年コンサートへの道
2025年3月、東京ガーデンシアターでの8周年コンサートを控えるSTU48。キャパシティ8000人という未知の挑戦に向け、キャプテンの岡田あずみさんと副キャプテンの福田朱里さんがその心境を語ります。
ーー 8000人のキャパに対するプレッシャー
コンサートの発表は7周年ツアーの際に行われ、「まさかもう発表があるとは」と驚きを隠せなかった福田さん。しかしその背後には、8周年に向けて希望を持って動き出せるという期待もあったようです。岡田さんは「ガーデンシアターの大きさに最初は驚いた」とも話し、実際に楽屋に戻ってからその規模を調べたとのこと。また、過去のツアーでの悔しさから、不安な気持ちが先行するのも無理はありません。
福田さんも、東京へ向けてどれほどのお客様が集まるのか見当がつかず、「今の状態だと、1階だけでもいいのでは」とさえ思ったそうです。キャパ8000を埋める自信はどこか儚く感じられました。
ーー 過去のツアーからの学び
7周年ツアーは、内容的には素晴らしかったが、観客動員においては思うようには進まなかったとのこと。その中で、岡田さんはキャプテンとしての責任を意識し、「何ができるのか」を常に考え続けてきたそうです。彼女が進んでメンバーを引っ張ることができる一方で、遠慮もあると心情を吐露します。それに対し福田さんは、「もっと自信を持って引っ張ってほしい」と強い期待を寄せています。
ーー 8周年コンサートに向けた具体的な準備
岡田さんは、STU48が東京でも認知されることが重要だと感じ、秋から『SHOWCASE LIVE』を開催することにしました。一方、福田さんは自身が手掛ける「フクフェス」でのパフォーマンスを通じて、東京でのプレゼンスを高めていく狙いがあります。全メンバーが出演しているこのイベントは、ファンに今のSTU48を見てもらうための絶好のチャンスです。
福田さんは、この新曲たちが東京の人々にどのように受け入れられるか気にしており、他のグループのファンも巻き込みたいと思いながら奮闘しています。これまでのファンからも、印象的な楽曲が刺さっているという反響が寄せられています。
ーー ヒット楽曲とその魅力
STU48の楽曲は、一般的なアイドルのイメージとは異なるものが多く、ストーリー性が強いという特色を持っています。福田さんは「1本の映画を観るような感覚」と表現し、感情移入のしやすさを強調しました。そして、岡田さんも「心に刺さる歌」とし、聴いた人が支えられるような楽曲を武器にしていきたいと思っているようです。
ーー 未来のSTU48への決意
「唯一無二」をテーマにした8周年コンサートでは、色々な挑戦が待ち受けています。岡田さんは、昨年の経験から得た反省を活かし、より多くの自信を持って臨むことを決意しています。そして、ファンと共に大きなステージを成功させたいという強い願いを抱いています。
STU48は、これからも瀬戸内の良さを全国へ伝えていくと共に、多くの人々に愛されるグループであり続けるための取り組みを続けていくでしょう。彼女たちの活躍に注目していきましょう。