韓国で開催される「ギフト・ショーinソウル」の魅力とは？

2025年11月26日と27日、ソウル市内のCOEXにて「第2回東京インターナショナル・ギフト・ショーinソウル」が開催されます。このイベントは、日本企業が韓国市場への販路拡大を目指し、多彩な日本製品を紹介する場として注目を集めています。昨年の初開催には35社の日本企業が参加し、2374人の来場者を迎える盛況を呈しました。今回は日韓国交正常化60周年の節目にあたり、さらにパワーアップした内容での開催となります。

魅力的な日本製品の数々

「ギフト・ショーinソウル」には、優れたアイデアと機能を兼ね備えた日本製品が多数出展されます。特に「ファンシー・ホビー」や「おしゃれ雑貨・生活雑貨」といったカテゴリーは東京開催のギフト・ショーでも人気を誇っており、さらに「インテリア雑貨」や「アクティブデザイン&クラフト」といった独自のデザインが光る商品にも注目が集まります。出展企業はそれぞれの製品の魅力を伝えるために、歴史や技術的背景、物語をしっかりと準備して臨みます。これにより、韓国のバイヤーたちとの間で活発な商談が期待できます。

日韓経済交流の最前線

イベントでは、各ブースで日本企業と韓国バイヤーとの対面商談が実施されるほか、事前に合意した企業同士による「ビジネスマッチング」も行われます。この「ビジネスマッチング」では、百貨店や大型量販店、ECサイトなどの韓国市場を代表するバイヤーが参加し、前回の開催でも高い評価を得ていました。ビジネスガイド社は、東京開催のギフト・ショーと連携を図り、新たなバイヤーを積極的に誘致することで、商談件数や成果をさらに増やす予定です。

商談の様子

セミナーで日韓貿易の魅力を共有

3つ目の見どころとして、韓国人講師による日韓貿易セミナーが開催されます。ここでは、日本製品に関心のある韓国の小売業者などが集まり、韓国からの視点で日韓貿易の魅力や可能性が発信されます。このセミナーを通じて、韓国企業の日本市場進出の意欲を高め、経済交流のさらなる活性化が期待されます。

同時開催の「Sourcing in Market」も注目

また「ギフト・ショーinソウル」と同時に開催される「Sourcing in Market」は、韓国で30年以上の歴史を持つBtoB消費財見本市です。このイベントへの訪問は「ギフト・ショーinソウル」からも可能で、2つの見本市を同時に視察することで、日韓経済の最前線を一度に体験できるチャンスです。事前登録を済ませることで「Sourcing in Market」にも無料で入場できる特典も用意されています。