AI部が進化させる新しい企画力と社員育成
AIがビジネスにおいて当たり前になった今、企業が問われるのは「使えるかどうか」ではなく、「どれだけ面白い企画が作れるか」です。愛知県名古屋市に本社を置く株式会社未来では、自発的に立ち上げられた「AI部」を通じて、社員同士が集まり、AI活用の知見を共有する取り組みを行っています。
AIツールの普及と新たな学びの場
AIは多くのビジネスパーソンにとって日常的に使われるツールとなり、経済産業省のDXレポートによると、その活用法により競争力が変わる時代に突入しています。そこで株式会社未来では、社員がAIを使いこなし、質の高いアウトプットを出すための場所として「AI部」を設立しました。
AI部の活動内容
このAI部は決まったカリキュラムがなく、参加メンバーが自身の経験や試したAIツールを持ち寄り、情報を共有し合うスタイルです。
- - 実践的なテーマ: 新たに登場したAIツールやアップデート情報をもとに、何が有用かを議論し、個人での試行の難しさをグループで解消します。
- - アウトプットのプロセス共有: 実際に生成したアウトプットについて、どのようなプロンプトを使ったか、どのような条件で試したかを共有し、成功だけでなく失敗も含めて学び合います。これにより、一人では到達できない知識やスキルの幅が広がります。
失敗からの学びも大切に
うまくいかなかったケースも含め、なぜ思った通りにいかなかったのかを共有することで、各自が持つ知識をより深めることができます。AIの進化が著しい現代において、個々の学びを持ち寄ることが、チーム全体の力を高める秘訣です。
早く確かめ、次に進む
AI部の活動にとどまることなく、企業全体が「止まって考える」のではなく「早く試し、早く確かめ、早く次に進む」ことを推進しています。具体的には、顧客向けのチラシ制作にAIを活用し、スムーズなビジュアル構成に役立てています。これにより、修正の往復が減り、納品までの時間を短縮する成果を上げています。
顧客ニーズに応える質の向上
AIを使うことが目的ではなく、顧客のニーズに迅速に応えられる判断力と選択が重要になっています。株式会社未来の「I’m PINCH」は、その代表例であり、日常的に使える美容液がリピート率98.6%を達成するなど、顧客満足に努めています。
未来の展望
株式会社未来の理念は「ものづくりを通じて、人生の中に小さな光を届けたい」という思いに根ざしており、AI部の活動がその実現に向けた重要なステップとなるでしょう。今後もAIの可能性を追求し、新たな企画力の広がりを目指します。