TUBE 40周年！ハワイ公演密着のライブ＆ドキュメンタリーを徹底レポート

2025年6月1日、国民的ロックバンドTUBEがデビュー40周年を迎える記念すべき日には、20年ぶりのハワイ公演が行われました。この公演の模様は、WOWOWで特別番組として放送されることが決まり、ファンにとっては待望のイベントとなっています。

中止危機からの決意

公演の開催が発表された際には、渡航ビザの取得ができず中止の危機に直面しました。しかし、関係者の尽力により無事にビザが下り、メンバーたちは急遽ハワイへ向けてフライトに乗り込みました。彼らが現地に到着すると、リハーサルのために会場入りし、まさに原点回帰を体験。状況にどう対応するかが試される中、デビュー当時のように自ら楽器のセッティングを行い、彼らの音楽の原点に立ち返った瞬間でした。

待望のステージ

約4000人の日本からのファンと地元の観客が集まる中、メンバーは花首飾りレイで迎えられステージに立ちました。“ゆずれない夏”の演奏で、困難を乗り越えた今の彼らの心境を歌い上げると、その歌詞は客席のファンの心にも響きます。感謝の気持ちを伝えるMCの後には、40回目のバースデーを祝う「Happy Birthday」を歌い上げ、感動のオープニングを飾りました。

歴史を感じるパフォーマンス

彼らの演奏はキャリア40年の年輪を感じさせました。デビューシングル「ベストセラー・サマー」では、彼らの成熟した音楽性が存分に発揮され、自由な表現力に観客は魅了されました。また、ハワイを訪れたことがなかった頃に書かれた「憧れのハワイ航路」のイントロが流れると、会場は大歓声に包まれました。ファンたちは、この特別な瞬間を共に楽しんでいました。

感動のフィナーレ

さらに、アンコールでは“冬の女王”広瀬香美がゲストとして登場し、新曲「ロマンス・イン・ザ・サン」が初披露されるなど、期待以上の演出が続きました。最後の曲「Keep On Sailin’」が演奏される頃には、6000人の観衆と共に彼らの歩みを再確認し、一体感が生まれました。大団円を迎えたライブは、まさに「雨降って地固まる」と言えるものとなりました。

今後の活動にも期待

TUBEは40周年に向けて新たなツアーを発表しており、「Keep On Sailin’」というタイトルで全国を巡る予定です。変わらぬ姿勢で進み続ける彼らの姿が楽しみで仕方ありません。この特別なライブは、トラブルを乗り越えた彼らの絆と音楽に対する熱い思いが伝わってきました。WOWOWでの放送には、バックステージの貴重な映像も盛り込まれ、ファンにとっての見逃せないコンテンツとなるでしょう。