ヘアラボ、健康経営優良法人に初認定
株式会社ヘアラボが2025年3月、経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)」に初めて申請し、見事に認定を受けました。この認定は、社員の健康と充実した就労環境を整えるための取り組みが評価された結果です。また、同様にグループ会社である株式会社トリコインダストリーズも認定を受け、両社揃って持続可能な職場作りに名を連ねることとなりました。
健康経営の理念
ヘアラボは、企業理念として「社員を大切にし、理美容業界に新風を起こし続けるグローバルカンパニーグループ」を掲げています。この理念に基づき、同社は努力と成果に応じた報酬制度や新しい挑戦を支援する体制を整えています。さらに、残業時間を削減するためのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や柔軟な働き方の実現を目指しており、社員が健康で働きやすい職場環境づくりに積極的に取り組んでいます。
具体的な取り組み
今回の認定には、いくつかの主な取り組みが評価されました。
- - 健康診断の受診率の向上:健康診断の受診率は実質100%を達成。
- - 柔軟な働き方の実現:フレックスタイム制やテレワークを導入し、多様な働き方を支援。
- - コミュニケーションの促進:社員旅行などのイベントを通じて、従業員間の交流を深めています。
- - 長時間労働の是正:労働時間の管理を徹底し、業務の効率化によって時間外労働の削減に努めています。
これらの努力によって、ヘアラボは認定を受けるに至りました。特に、2024年の実績では平均時間外労働時間が14時間と、労働環境の改善が顕著です。
グループ全体の取り組み
ヘアラボのみならず、トリコ・ヘアラボ・アロッタグループ全体での取り組みも印象的です。例えば、育児休業の取得を促進し、対象者中では男女とも100%の取得率を達成。中堅社員による新たなビジネスプロジェクトの育成にも力を入れており、地域のプロバスケットボールチーム「大阪エヴェッサ」を支援するなど、地域貢献にも心がけています。
また、社員研修も定期的に行い、全社一丸となって成長を目指す風土が醸成されています。2025年3月には、社員が集まって新規事業の発表を行うイベントも予定されているなど、常に前向きな動きを見せています。
健康経営優良法人認定制度について
「健康経営優良法人認定制度」は、従業員の健康管理を経営目線で考慮し、戦略的な実践を行っている企業を評価する制度です。一定の基準を満たした企業に対し、経済産業省と日本健康会議が認定を行います。中小規模法人部門では5つの評価項目が設定され、そこをクリアすることで認定を受けることが可能です。今回のヘアラボの認定は2026年3月31日まで有効です。
まとめ
株式会社ヘアラボの取り組みは、理美容業界の新たなスタンダードを形成するものです。社員の健康を重視し、持続可能な職場環境を作品する姿勢は、他の企業にも多くの示唆を与えるでしょう。これからもヘアラボは社員と共に成長し続け、理美容業界に新たな風をもたらしていくことでしょう。