介護業界を支える新たな取り組み
2025年3月に開催された第2回CareTEX One広島ʼ25の「ケアフード展」に、株式会社LEOCが出展しました。この展示会では、介護施設や医療機関向けの新たな給食サービス「LEOC Ready-made」を紹介しました。LEOCは、全国3,000ヶ所以上で食事提供を行う企業で、介護における人材不足が懸念されている中、その課題に立ち向かうプロジェクトを展開しています。
介護人材の不足が深刻に
広島県によると、2040年には約1万人の介護職員が不足するとの予測が出されています。これに伴い、介護サービスの質を維持するためには、効率的なシステムの導入が必要です。LEOCは、高齢者施設や病院の給食・調理業務の効率化を図るため、「LEOC Ready-made」を必要とする現場に提供することを目指しています。
LEOC Ready-madeの特徴
「LEOC Ready-made」は、完全調理済みの冷凍ミールパックを活用したオペレーションサービスです。これにより、調理業務や献立作成の負担を軽減し、厨房の運営効率を向上させることが可能です。朝食には「アンサンブルエッグ」、昼食には「鯖の三種味噌煮」、夕食には「メンチカツ」といった、多様な献立を提供しており、形態食も用意しているので、食事の選択肢が広がります。
具体的なサービス内容
LEOC Ready-madeのサービス概要は以下の通りです。
1. 完全調理したミールパックの販売(毎日の献立とおかずのセット)
2. グループシナジーを活かしたイベントメニューの提供
3. 厨房スタッフへの研修や運営サポートの提供
このように、LEOCは単にミールパックを提供するだけでなく、運営全体をサポートする体制を整えています。
来場者の反応
展示会では多くの来場者からのフィードバックが寄せられました。「ミールパックの美味しさに驚いた」「新しい商品を探していたところ、LEOCのサービスに興味を持った」という声が多く、特に冷凍のメンチカツについては「サクサク感がまるで冷凍とは思えなかった」との高評価も得ています。このような反応は、LEOCレディメイドの品質を証明しています。
今後の展望
LEOCは今後も、介護業界の課題に対応するため、「LEOC Ready-made」を全国で展開していきます。観察と研究を通じて得たノウハウを活かし、より多くの介護施設に価値あるサービスを提供することが目標です。
「LEOCは人々の食を支え、より良い介護環境を実現するためのパートナーであり続けます。」とLEOCの代表取締役社長、田島利行氏は語ります。今後の展開が非常に楽しみです。
LEOCについて
株式会社LEOCは、1983年に創業し、介護業界の中で日常の食を通じて心身の健康を支える企業です。全国の様々な施設で事業を展開し、「お客様に喜びと感動を」という理念のもと、持続可能な社会の発展に努めています。LEOCの最新プロジェクト「LEOC Ready-made」は、効率的で栄養価の高い食事を提供し、未来の介護業界を支える重要な役割を果たすことでしょう。