ドクターリセラが肌質評価の新技術「アクアフォトミクス」を発表
大阪市に本社を構えるドクターリセラは、最新の研究成果を全国のエステティックサロンに展開しています。特に、「ファンデーションのいらない肌づくり」をスローガンに掲げる同社は、無添加スキンケア製品にこだわり続けています。2025年5月に開催された「第5回アクアフォトミクス国際学会」では、肌質に応じた皮膚弾力性、特にアクアグラム®を用いた新たな研究成果が発表されました。この研究は、肌質の違いを水の性質から解析したものであり、アクアフォトミクスの可能性を示唆しています。
アクアフォトミクスとは
アクアフォトミクスは、神戸大学の特命教授、ツェンコヴァ・ルミアナによって提唱された新たな学問です。この技術は、異なる水分子の構造と光の相互作用を利用して、水の特性や機能性を明らかにすることを目的としています。具体的には、水の吸光スペクトルを解析し、肌の状態を視覚化するアクアグラム®を生成します。これにより、肌質別の弾力性を数値で示すことが可能となります。
研究結果の概要
今回の研究では、24歳から58歳までの41名の女性被験者を対象に、肌のハリを比較しました。アクアグラム®を用いた分析によって、肌のハリに応じた水の吸収特性に顕著な違いが認められました。これにより、アクアフォトミクスが肌質の新たな評価方法として有効である可能性が浮き彫りになったのです。肌の状態を大きく変える要因が水に関連していることが示されたことで、今後のスキンケア研究に大きな期待が寄せられています。
今後の展望
ドクターリセラでは、研究をさらに進めるために、今後被験者数を増やし、季節や年齢、性別による肌質の違いを分析する方針です。その結果、個別にカスタマイズされた無添加化粧品の開発を目指します。また、「次世代型肌分析機器」の開発も視野に入れており、高精度な肌診断を通じて顧客に最適なスキンケアを提案することを目指しています。このように、科学に基づいた美容製品の進化に、ドクターリセラは大いに貢献するでしょう。
ドクターリセラのこだわり
ドクターリセラが使用する基材である海洋深層水には、清浄性や栄養価が高い特徴があります。この水を化粧品に応用することで、肌に必要な成分を効率的に届けることができます。アクアフォトミクスの研究により、より進化した「α Gri-X®」という独自の基材が生まれ、化粧品ブランド「AQUA VENUS」を始めとする多くの製品に使用されています。
まとめ
ドクターリセラの新しい肌質評価技術「アクアフォトミクス」は、科学的な根拠に基づいた美容業界の革新を促進するものです。無添加化粧品の開発や、次世代型の肌診断機器についての進展が期待されており、今後の展開に注目が集まっています。美のプロフェッショナルとしての信頼を受けるドクターリセラは、さらなる進化を遂げることでしょう。