共生社会の実現に向けた「ケアフィットファーム」初のマルシェ
5月24日(土)、山梨県甲州市勝沼町にて、障害者就労支援事業所「ケアフィットファーム」が初めてのマルシェを開催します。この取り組みは、地域の方々をはじめ多くの人たちに「みんなの居場所」としての施設を知ってもらうことを目的にしています。
ケアフィットファームについて
「ケアフィットファーム」は、誰もが心地よく共に生活できる共生社会を目指す公益財団法人日本ケアフィット共育機構によって運営されています。この施設では、障害のある方や高齢者が自立した日常生活を送れるよう、農業を中心に様々な活動を展開。生産から加工、販売までを行う「6次産業」を通じて、地域の資源を生かす取り組みを行っています。
マルシェの内容
初のマルシェでは、ケアフィットファーム自家製の天然酵母を使ったナチュラルワインや、地元のフレッシュな野菜やフルーツを使用した商品が販売されるほか、楽しい体験型コンテンツも用意されています。
- - ナチュラルワインの販売: ケアフィットファームが誇る無添加のナチュラルワインは数量限定で販売されます。
- - 野菜やフルーツの販売: 山梨県産の特産品を使ったジェラートやスムージーも並びます。
- - お仕事体験: 干し葡萄の袋詰め体験があり、実際の農作業をお楽しみいただけます。
- - 謎解きゲーム: ケアフィット内にちりばめられたクイズを解く謎解きゲームも体験可能です。
- - 遊びの広場: オリジナルの輪投げや宝探し、的当てに挑戦できるコーナーも設置されます。
- - 講演: 障害を持って働くための準備や工夫についての講演も行われます。
- - ワインのプレゼント企画: ケアフィットのキャラクター「ふぁむふぁむちゃん」を探し出した方には、特製ワインをプレゼントする企画も用意されています。
開催概要
- - 日時: 5月24日(土)10:00〜15:00
- - 場所: 地産地消 CAFE&SHOP「けあふぃっとふぁーむ」内
- - 参加費: 無料(予約不要)
- - 主催: 公益財団法人日本ケアフィット共育機構
ケアフィットファームの取り組み
ケアフィットファームは、異なる立場や背景をもつ人々が集まり、共に学び、共に働く場所を提供することを使命としています。このような環境を通じて、障害者や高齢者、生活困窮者、子供たちが自らの力を発揮でき、地域に貢献できる機会を増やしています。さらに、リモートで首都圏の人々も参加し、地域との交流を深めています。
ケアフィットワイナリーについて
ケアフィットファームの一部である「ケアフィットワイナリー」は、2011年から始まった葡萄畑の再生プロジェクトを基に、2016年に事業化されました。2020年からは酸化防止剤無添加のナチュラルワインを製造し、地域の特産品として広がりを見せています。土壌や気候に恵まれた環境で、有資格者の指導のもと、障害を持つ方々が手作業で葡萄の栽培から収穫までを行っています。自然に近い栽培方法で育てられた葡萄は、地域に根付く特産品として多くの人に支持されています。
このような取り組みを通じて、ケアフィットファームは、共生社会の実現に向けた活動を続けています。このマルシェは、その一環として多くの人に愛される場所になりそうです。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか?