山梨産地見学ツアー
2025-12-04 18:23:11

山梨のエシカル農畜産物を体験!産地見学ツアーの魅力

山梨のエシカル農畜産物を体験!産地見学ツアーの魅力



令和7年11月12日、山梨県の富士河口湖町で、「産地見学ツアー」が開催されました。このツアーはメディアや飲食業界の方々を対象に、地域資源を活かしたエシカル消費の重要性を伝えるためのもの。近年、食に関する選択肢として「おいしさ」だけでなく、「環境や社会への配慮」が重視されています。山梨県では、人や環境、地域に配慮して生産された農畜産物を「エシカル農畜産物」と位置づけ、それを広めるべくさまざまな取り組みを行っています。

産地見学の概要



本ツアーでは、富士河口湖町内のジビエ食肉加工施設、RESTAURANT SAI燊、Mt.Fuji Craft! Farmの3か所を訪れ、エシカル農畜産物の理解を深めるプログラムが組まれました。参加者たちは、まずジビエの安全な処理過程を学び、食材がどのようにして私たちのもとに届くのかを考える貴重な時間を持ちました。次に、地元の食材をふんだんに使った料理を楽しみ、最後には農場での持続可能な農業を体験。生産者の思いや背景にまで触れることができる内容でした。

ジビエ加工施設の見学



最初に訪れたのは、富士河口湖町にあるジビエ食肉加工施設です。この施設では、新鮮なシカ肉の加工が行われており、参加者はその様子を実際に見ることができました。施設の所長、滝口雅博さんは、狩猟から30分以内に処理された鹿肉がどれほど新鮮で、味が良いかを強調。彼が取り組むトレーサビリティや厳格な衛生管理も見どころです。滝口さんのこだわりは、ただ食べるためだけではなく、命をいただくということの大切さに対する意識を持っている点でもありました。

RESTAURANT SAI燊での食体験



続いて、参加者たちは「RESTAURANT SAI燊」での昼食を堪能しました。ここでは“奥・山梨料理”と題し、地元の食材を生かした特別な料理が提供されました。シェフの豊島雅也さんが腕を振るう料理は、まさに山梨の恵みそのもの。特製のカルボナーラやオーガニックジャージービーフのロティ、地域で捕獲された鹿肉を使用した一皿が並び、参加者はその美味しさに大変満足していました。特に、山梨産の食材を用いた料理の数々は、自然とのつながりを感じさせる特別な体験でした。

Mt.Fuji Craft! Farmでの学び



ツアーの締めくくりとなるのは、Mt.Fuji Craft! Farmです。この農場は、アニマルウェルフェアに配慮した酪農が行われており、牛たちが自然の中でストレスなく過ごす姿が印象的でした。農場を経営する金子さおりさんは、セカンドキャリアから始まった酪農への情熱を語り、自家製の濃厚なチーズを試食しながら、参加者たちは生産者とのつながりを実感しました。

山梨のエシカルな未来



本ツアーを通じて、参加者たちは山梨県が推進する「エシカル農畜産物等」の価値を体感することができました。今後もこのような取り組みを続け、エシカル消費の普及を図っていくことが期待されています。持続可能な食の選択を意識し、地元の農畜産物の魅力を再認識する機会となるでしょう。参加者の心には、山梨の美味しさと生産者の思いが深く刻まれました。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

関連リンク

サードペディア百科事典: 山梨 エシカル農畜産物 産地見学

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。