日本最大のアップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』がついに開催
2025年10月13日(月・祝)、国内最大のアップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』の最終審査会が福岡国際会議場にて行われることが決まりました。
このコンテストは、ブックオフグループが主催しており、今年は過去最多の612作品がエントリーしています。最終審査に進出できるのは、その中から選ばれた57作品のみで、ファッションの新しい可能性を感じさせるアイデアが求められています。
コンテストの趣旨と目的
『Reclothes Cup』は、2021年に始まったイベントで、古着を活用し、クリエイティブな発想で新たなファッションアイテムへのアップサイクルを目指すものです。ファッション業界を担う学生や新進デザイナーたちに自分の作品を披露する機会を提供し、サステナブルな取り組みを広めることを理念としています。
2025年のコンテストは、「デザイン部門」(551作品)と「販売部門」(61作品)の2つの部門が設定され、一次審査を経て選抜された作品が最終審査に臨みます。
審査会の詳細
最終審査会に参加するには、福岡国際会議場でのライブ配信を視聴することも可能です。審査員として著名なスタイリストやデザイナーが参加し、ファッションショー形式で行われるデザイン部門の審査は注目を集めることでしょう。
開催概要
- - 日時: 2025年10月13日(月・祝) 13:00~17:30
- - 会場: 福岡国際会議場 多目的ホール
- - タイムスケジュール:
- 13:00-14:40 開会・審査員トークショー
- 15:00-15:40 ファッションショー(デザイン部門)
- 16:00-16:15 ファッションショー(販売部門)
- 16:45-17:30 授賞式・閉会
各部門の特徴
デザイン部門
デザイン部門に参加するための条件は、1,500円以下の古着を使用し、自由な発想でアップサイクルしたアイデアを形にすることです。最優秀作には雑誌『装苑』への掲載と30万円の賞金が授与され、作品が広く知られるチャンスとなります。
販売部門
販売部門では、トレンチコートをテーマにした作品が求められています。実際に販売可能な商品を目指し、実用性を重視したデザインが求められます。グランプリ受賞者には10万円の賞金と2026年に予定される「NEW ENERGY TOKYO」への出展が約束されます。
透明性と持続可能性の追求
ブックオフは、リユースを通じてモノの寿命を延ばす企業です。古着のリユースにより、ファッションロスの問題解決に貢献する取り組みも行っています。若手デザイナーたちが自己表現を通じて成長できる場を提供し、ファッション業界の未来を切り拓くサポートをしています。
新進デザイナーの登竜門
『Reclothes Cup』は、新進気鋭のファッションデザイナーを世に送り出す重要な舞台です。多彩な表現が求められる現代のファッションシーンにおいて、このコンテストの影響は計り知れません。年度ごとに進化する『Reclothes Cup』が、今後どのような革新的なデザインを生み出すのか楽しみです。
詳細な情報は、YouTubeの「BOOKOFF公式チャンネル」での配信に加え、オフィシャルサイトからもアクセスできます。持続可能なファッションの未来に向けて、一緒に考えてみませんか?