横浜みなとみらいホールにて特別公演開催
2026年3月14日(土)、横浜みなとみらいホールにて「Just Composed 2026 in Yokohama」が開催されます。この特別な公演は、同時代音楽を未来へと繋ぐ試みで、日本の伝統的な「音の精神」をテーマにしています。長年にわたり音楽界で影響力を持ち続けている三味線奏者、本條秀慈郎の初登場に期待が寄せられています。
現代音楽と伝統音楽の融合
本公演は、様々な演奏スタイルを取り入れたプログラムで構成されています。今回のコンセプトは、日本の伝統音楽の要素を現代的に表現すること。これまで数々のジャンルで活動してきた本條秀慈郎が、三味線を中心にさまざまなアンサンブルを展開します。演奏される作品は、酒井健治や北爪道夫など日本の著名な作曲家による多様な作品で、独自の感性を音楽で具現化します。
また、特に注目すべきは、ドイツ在住の作曲家・岸野末利加の新作がこの公演で世界初演される点です。岸野は、日本の伝統音楽と現代音楽を融合させ、全く新しい作品を生み出します。これらの新たな試みに、聴衆の期待が高まります。
加わるメンバーや委嘱作品
公演には、「J-TRAD Ensemble MAHOROBA」という邦楽アンサンブルが出演します。本條秀慈郎を含む実力派の演奏者たちが集まり、特別なパフォーマンスを繰り広げます。演奏メンバーには、尺八の川村葵山や箏の木村麻耶、邦楽囃子の堅田喜三郎など、幅広いジャンルの演奏家が名を連ねています。このアンサンブルにより、様々な楽器とのコラボレーションが実現し、一夜限りの特別な体験を提供します。
プログラムの中では、秀慈郎の編曲による藤家渓子の「風神」の再演が行われ、尺八・三味線・胡弓・二十五絃箏の編成が新たなダイナミズムを生み出します。これにより、過去の作品に新しい命が吹き込まれるのです。
絶対見逃せない公演
この公演を主催するのは公益財団法人横浜市芸術文化振興財団で、チケットは全席指定で3,000円、65歳以上の方や障がい者手帳を持つ方には特別割引が用意されています。また、大学生や高校生にはさらにお得な料金が設定されています。
公演前の3月6日には、白石美雪教授による「Just Composed 2026の楽しみ方」と題したレクチャーも開催され、出演者たちとのトークセッションが予定されています。
この貴重な機会をお見逃しなく!日本の音楽の深い魅力を、横浜で感じてみてください。ぜひ、チケットをお早めにご購入ください。
詳細情報
- - 日時:2026年3月14日(土)15:00開演(14:30開場)
- - 会場:横浜みなとみらいホール 小ホール
- - 料金:全席指定 3,000円(学生割引あり)
- - 申込:横浜みなとみらいホールチケットセンター ☎045(682)2000(10:00-17:00)
公演の詳細や最新ニュースは、横浜みなとみらいホールの公式サイトをチェック!