経済と文化が交差する場 "RISE KANSAI 2026"
関西を拠点にしたビジネスとカルチャーが交わるカンファレンス「RISE KANSAI 2026」が、今年で2回目の開催を迎えます。このイベントは、アーティストのDOZAN11こと三木道三や元スマレジの代表、山本博士氏らが発起人となって立ち上げたもので、経済、文化、エンターテインメントが融合した新たな試みです。参加者は起業家だけでなく、クリエイターや自治体も含まれ、さまざまな領域から新しい価値を一緒に発信する場となります。
吉田佳代社長が語る「老舗企業の上場」
このカンファレンスの中で、特に注目されるのが梅乃宿酒造株式会社の代表取締役社長、吉田佳代氏の登壇です。彼女は、1883年に創業した老舗酒蔵が、2026年4月に東証スタンダード市場への新規上場を果たした背景について語ります。上場に至るまでの苦悩や決断のリアルを明らかにすることで、単なる美談にはとどまらない深い洞察を参加者に提供します。
セッションのテーマと内容
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このセッションのテーマは「創業134年、老舗企業が突然の上場。その時のリアルを語る」です。梅乃宿酒造は「あらごしシリーズ」など日本酒をベースにしたリキュールで、特に若い世代や女性からの支持を集めており、売上の80%がリキュールによって占められています。このユニークさが、上場を選択する理由の一端を示しています。
1.
外部の知見を取り入れる決断
吉田社長は、安定した経営が続く中で、「今のままでいい」という思考が会社の成長を妨げていることに気づきました。コロナ禍で利益が出る中、危機感を抱き、外部からの支援を取り入れるという冒険に挑む決断をしました。この「劇薬」を選んだ背景には、老舗企業の変革への強い意志がありました。
2.
ファンドとの信頼関係
上場を目指してとの初めから考えていた指向ではなく、ファンドの導入を契機に上場へと進化したプロセスについても言及します。吉田社長が語るには、「90%信頼できれば十分」との意識でファンドとの関係を築き、彼らの協力を得る中小企業としての成功事例を示します。
3.
マイノリティ性をチャンスに
男性主導の業界において、吉田社長は自身の立場を逆に活かし、マイノリティとしての強みを経営に生かす道を選び続けました。「利益があってこそ、100年後も良い日本酒を作り続けられる」という信念の下、地域振興や国際展開へも挑戦しています。
梅乃宿酒造、2030年に向けた挑戦
梅乃宿酒造がこれからどのようにその歴史を築いていくのか、また、参加者がどのようにその知見をビジネスに応用していくのか、大いに期待されます。彼女の講演を通じて、参加者たちはただの成功談にとどまるのではなく、リアルな企業の姿を知る貴重なチャンスを得るでしょう。
開催概要
「RISE KANSAI 2026」は、2026年8月26日になんばHatchで開催されます。チケットは一般が9900円、学生は3300円、VIPは55000円です。詳しくは公式サイトをご覧ください。
公式サイト
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