新生児期からのスキンケア講座で学ぶ母の心と赤ちゃんの肌の大切さ

新生児期から学ぶスキンケアの重要性

2025年11月12日、京都教育文化センターにて、株式会社ナチュラルサイエンスが協賛した「母子衛生研究会セミナー」が開催されました。このセミナーは、地域の母子保健活動を推進し、全体の向上を目指すもので、特に新生児のスキンケアと産後ケアに焦点を当てました。

セミナーでは、尾張こどもの睡眠・呼吸・アレルギークリニックの院長である杉山剛先生が「赤ちゃんのために知っておきたいスキンケアと睡眠の話」を、医療法人産育会堀病院の布施明美副院長が「妊娠期から子育て期への切れ目のない支援～産後ケアの必要性」について講演しました。多くの母子保健関係者が参加し、母乳や栄養、そして赤ちゃんの肌の健康に具体的な知識を深めることができたようです。

受講した保健師や助産師からは、「スキンケアについてここまで深く学ぶ機会はなかった。」といった声が上がり、参加者たちは自らの指導を修正する意思を示しました。また、腸内環境やスキンケアがもたらす影響は、赤ちゃんへの一生の贈り物であると認識を新たにし、次の指導に活かすことを誓っています。さらに、新生児期からのケアの重要性を学んだことで、現場での対応が変わることへの期待が高まっています。

スキンケアセミナーの意義

ナチュラルサイエンスでは、全国850カ所以上の医療施設で「基肌育スキンケアセミナー」を導入しています。これは、赤ちゃんの肌荒れを防ぐための保湿ケアの実践を目的としたもので、年間通じて開催されています。また、沐浴指導や保湿方法に関する試験では、1歳時点でのアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの発症が極めて少ないことが証明されています。

ナチュラルサイエンスの代表、小松令以子氏は自身の子どもがアトピー性皮膚炎に悩んでいた経験を基に、敏感肌向けスキンケアブランド「ママ&キッズ」を開発しました。このブランドは、医療現場や小児皮膚科医の協力を得て、30年以上にわたる肌育研究を積み重ねてきました。赤ちゃんから大人まで安心して使用できる低刺激性スキンケアを提供しており、肌の本来の力を引き出すことを目指しています。

セミナーの後援と認知度

今回のセミナーは、公益財団法人母子衛生研究会が主催し、こども家庭庁、京都府、京都市、日本助産師会、日本看護協会、日本外来小児科学会、京都府助産師会の後援を受けています。これにより希少な機会に母子保健関係者が集まり、切磋琢磨しながら知識を共有する場となりました。

未来への期待

ナチュラルサイエンスが提供した知見は、今後の母子保健において重要な役割を果たすことでしょう。また、会社が進める研究は、世界的な論文でも成果が認められており、特に「ママ&キッズ」は、食物性アレルギーやアトピー性皮膚炎の予防において高い効果が確認されています。

セミナー参加者は自らの学びを生かし、今後の指導に反映させていくことで、少しでも多くの赤ちゃんとその母親に役立つ情報を届けられますよう、我々も応援していきます。今後のイベント情報やセミナーについては、ナチュラルサイエンスの公式サイトで発表される予定ですので、ぜひご注目ください。