『TOKINOHA』初の写真集
2025-02-06 13:42:47

清水焼ブランド『TOKINOHA』初の写真集が誕生!特別な陶芸の世界を紹介

京都市清水焼団地に根ざし、世界中の人々に清水焼の魅力を届けているブランド『TOKINOHA』が、2025年2月5日に初のブランド写真集をリリースします。この写真集は、受け継がれた清水焼の伝統と創造性、現代の陶芸の状況を包括的に描いており、27,000字のテキストと写真家・中川正子氏の素晴らしい画像が感情豊かに組み合わされています。

ブランドの誕生


清水焼の伝統を受け継ぐ五代目 清水六兵衛の曾孫、清水大介氏とそのパートナー清水友恵氏によって設立されたTOKINOHAは、2009年から活動を開始しました。このブランドは、清水焼の独自性や精神を大切にしつつ、グローバルな視点からその可能性を探求することにフォーカスしています。今回の写真集は、その道のりを振り返り、次世代に向けた希望を込めた一冊となっています。

写真集の内容と意図


本書には、TOKINOHAの美しい作品が210ページにわたって掲載されており、各ページには清水大介と清水友恵が綴る言葉が添えられています。手に取る価値を重視し、陶器を作る際に感じるものと同じく、一つ一つのページに重みや質感を感じることができる特別なアイテムを目指しました。自費出版により限定1,000部のみの販売が決定し、陶器と同じように日常生活 में使われてこそ輝く清水焼の魅力を表現しています。

写真集制作までの道のり


2021年以来、ブランドのタグラインとロゴを刷新した後、構想から完成まで約2年をかけてこのプロジェクトが実現しました。制作過程では、自由な表現やオーダーメイド精神を深く追求し、さらに陶芸家としての苦悩や流通構造の課題、職人の待遇改善など、多面的な要素についても言及しています。この写真集を通じて、清水焼の現状や文化への理解が深まることを望んでいます。

特別な一冊の展示


写真家・中川正子が手掛けた写真は、単なる器の画像だけでなく、京都の空気感や清水家の暮らし、陶器制作の裏側、食と陶が交わる瞬間など、TOKINOHAに関わるありとあらゆる瞬間を捉えています。本書は、2025年1月23日から1月26日までアメリカのサンフランシスコで開催されたFOG DESIGN+ARTにて、世界初公開されました。今後も海外での販売及び3月には東京・京都での出版記念展が予定されています。

未来の陶芸への展望


『TOKINOHA』は今後も清水焼の新たな可能性を探求し続け、陶芸に込めた想いや活動が多くの人々に届くことを目指しています。この写真集が陶芸の未来への架け橋となり、多くの人々に愛される作品として記憶されることを願っています。

書籍情報

  • - 著者:清水大介・清水友恵
  • - 写真:中川正子
  • - 発行:Kiyo to-bo株式会社
  • - 発売日:2025年2月5日(水)
  • - 定価:11,000円(本体10,000円)
  • - 頁数:200ページ
  • - 部数:1,000部
  • - ISBN:9784991395109
  • - URLTOKINOHA公式ショップ

結論


この特別な写真集を通じて、清水焼の持つ魅力と文化が広まり、利用されることで新たな命を吹き込まれることを期待しています。実際に手に取り、清水焼の世界を感じることができる貴重な機会です。ぜひこの機会をお見逃しなく!


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