ノーブラで自由を手に入れる！注目の新ブランド「no-bu」誕生

「ブラキャンセル界隈」の台頭

近年、「ブラを着けずに過ごせる服」への需要が高まっています。その中心にいるのが、株式会社キャンプが展開するブラレスウェアブランド「no-bu」です。このブランドは、クラウドファンディングプラットフォームのMakuakeを通じて、支援者からの強い支持を受け、実に1,000万円を超える資金を獲得したのです。このプロジェクトは2025年6月8日から始まり、わずか30日間で700名以上の支援者を集めるという快挙を成し遂げました。

「ブラを着けない選択肢」を求める声が多くの女性の共感を呼び、この結果として現れているのです。特に30代から50代の女性の約70％が支援者というデータが示すように、彼女たちの心の奥底にあった「ブラジャーがもたらす不快感」をようやく伝えられる環境が整ったとも言えるでしょう。こうした邪魔されることのない感覚を求める女性たちの想いが、今後の衣料品市場に新たな流れをもたらす兆しを示しています。

「no-bu」の魅力とは？

「no-bu」の製品は、まさに「ブラをつけずに外出できる服」をコンセプトにしています。締め付け感がなく、日常生活を快適に過ごせるだけでなく、洗練されたデザインであっても安心して着用できることを追求しています。このブラレスウェアは、特殊な縫製構造や嬉しいクッションパッドが内蔵されており、透けを気にすることなく一枚で着られる設計になっています。

ブランドのコンセプトは“また動き出すための服”。それは、旅行やお風呂上がり、スポーツ後など、着心地を重視するシーンにおいて、自由な着用体験を提供してくれるものです。この服は、ONとOFFの境界を無理なく活用できるため、日々の生活をよりリラックスさせてくれます。

フィンランドのサウナ文化に着想

このブランドの誕生の背景には、創業者がフィンランドで体験したサウナ文化があります。リラックスした現地の女性たちがブラをつけずに過ごす姿を見て、「日本にはそのような時間があまりにも足りない」と感じたことが、ブラレスウェアの開発へとつながりました。帰国後に300人の女性に行ったアンケートでは、多くが「ブラは苦しい」「肩こりや蒸れが気になる」といった共通の悩みを抱えていたことが判明しました。その結果、快適で見栄えも忘れないブラレスウェアをゼロから開発することになりました。

自由な選択を提案

「no-bu」は解析した結果、ブラジャーを使用しないことを否定するのではなく、「その日の体調や気分、シーンに合わせて着用を選べる自由」を提唱しています。この考え方は、「他人のためではなく、自分のために選ぶウェア」に繋がり、今後の女性たちに新たな自由と豊かさを提供することを目指しています。新たな社会の流れに進む中で、no-buがどの様に衣服文化を変えていくのか、今後の展開が楽しみです。