草花木果の24周年記念キャンペーンと奇跡のゆず米

株式会社キナリが展開する自然派化粧品ブランド「草花木果」は、創業から24周年を迎え、特別なキャンペーンを展開しました。その中心となったのが、ゆずの残渣を用いた「桂木ゆず米」です。この取り組みは、ただのプレゼントキャンペーンではなく、環境や地域との調和を追求する草花木果の理念を体現したものです。

� キャンペーンの背景
草花木果は、長年にわたり自然素材の重要性を伝える企業として発展してきました。特に、健康や美容にぴったりなゆずの存在は大切にされてきました。しかし、2021年秋、ゆずの加工過程で多くの内皮や種子が廃棄されている現状を知り、これは何とか活用できないかと考え始めました。こうした状況から生まれたのが、ゆずの残渣を化粧品原料として再利用するプロジェクトです。

🌿 桂木ゆず米とは
今回のキャンペーンで提供された「桂木ゆず米」は、埼玉県川越市のTomozy's Farmで作られました。このお米は、ゆずの残渣を肥料として用い、農薬の使用も最小限に抑えられた健康的なお米です。Tomozy's Farmは、ゆずの残渣を利用することで、農業に新たな価値をもたらしています。お米づくりの過程で自然と共生する取り組みを尊重し、持続可能な農業を実現しています。

充実したキャンペーンとお客様の反響

キャンペーンは2025年10月1日に始まり、わずか4日で「桂木ゆず米500g」は完売。お客様からの反響は非常に大きく、「自然との共生」や「使い切る」という草花木果のこだわりが実感できる取り組みとして評価されています。この反響は、多くの方々がエコやサステナブルな選択を求めていることを示しています。

米農家の視点：田中さんインタビュー

今回、ゆずの残渣を使ったお米づくりに挑戦しているTomozy's Farmの代表、田中洋史さんへのインタビューも行いました。元消防士から転身した田中さんは、ゆずの残渣を使うことで土壌が改善されたり、農作物に良い影響が出ていることを実感しています。また、彼の語る「桂木ゆず米」に秘められたストーリーは、地域の人々や環境への感謝の気持ちを根付かせるものです。