高蔵寺ニュータウンを元気にする「ラムネ夢ファンド」とは
愛知県春日井市に位置する高蔵寺ニュータウン。この地域の活性化を目的として、春日井製菓株式会社と独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が手を組んで始まった新たな挑戦が「ラムネ夢ファンド」です。この取り組みは、2024年6月に結ばれた地域連携協定に基づき、地域の住民たちの意見を聞きながら、その夢を実現していくプロジェクトの一環です。
ラムネ夢ファンドの目的
ラムネ夢ファンドの主な目的は、高蔵寺ニュータウンを地域活性化に向けてさらに盛り上げていくこと。地域活動を支援するための寄付金を広く募ることで、地域の人々がより協力し合い、夢を持ち続ける街を作ることを目指しています。寄付をしていただいた方々は「ラムネ夢サポーター」となり、地域活動の進捗についてメールで連絡を受け取ることができます。
このファンドは金融商品ではなく、地域を豊かにするための活動を応援するものです。春日井製菓の優しい味わいの「団地味ラムネ」が寄付のお礼として提供され、寄付者と地域とのつながりが生まれます。
寄付の方法と特典
寄付は1口200円単位で行え、寄付をした方には数量に応じて「団地味ラムネ」が贈られます。例えば、240口以上の寄付者には現金または振込での支払いが認められ、特定の場所への配送も可能です。一方、240口未満の場合は現金のみで、現場で直接受け取る形となります。
寄付金は、厳正に管理され、地域活動を支援するために使われます。結果は2026年3月末までに公表されるため、透明性のある運用が約束されています。
地域の魅力を引き出す「団地味ラムネプロジェクト」
ラムネ夢ファンドは、地域の魅力を引き出すための「団地味ラムネプロジェクト」と連携しています。このプロジェクトは、住民が自発的に活動を行うことで、地域の課題を克服し、つながりを深めることを目指しています。
たとえば、2025年には高蔵寺ニュータウンの幸せな思い出を募集する取り組みが行われ、多くの住民が参加しました。また、地域イベントも盛り上がりを見せ、サミットや市場での企画を通じて、住民の「ワクワクする」気持ちを引き出しました。
ラムネが持つ力
ラムネは、春日井製菓の主力商品であり、幅広い年齢層に愛されてきた食品です。プロジェクト名称に使用されているのは、ラムネの持つ親しみやすさと懐かしさです。地域の人々が集まり、元気になれる場所を提供するための象徴として「ラムネ」が選ばれました。
UR都市機構と春日井製菓の強力なパートナーシップ
UR都市機構は、安全で快適なまちづくりを通じ、「人が輝く街」を目指してきた組織です。春日井製菓との提携により、地域活性化への新たなアプローチが実現しました。今後も両者は地域の持続可能な発展に向けて、協力を続けていくことでしょう。
地域を愛する気持ちをカタチにする「ラムネ夢ファンド」。愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンを元気にするための新しい取り組みとして、ぜひあなたも参加してみませんか?
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