東京テキスタイルスコープ初開催！未来志向の創造を目指す展覧会

東京テキスタイルスコープ初開催！未来を見据えたテキスタイル展

2025年からスタートする「東京テキスタイルスコープ」（TOKYO TEXTILE SCOPE、TTS）は、ファッション業界の新たな潮流を創出するための重要なイベントです。この展示会は、これまで行われてきた二つの主要な総合テキスタイル展「JFWジャパン・クリエーション」と「プレミアム・テキスタイル・ジャパン」の統合によって誕生しました。新たなコンテンツを追加し、グローバルな市場のニーズに応えることを目的としています。

下地社長が未来へのビジョンを語る

初日のレセプションでは、(株)TSIホールディングスの代表取締役社長兼、日本ファッション・ウィーク推進機構（JFW) 理事長の下地毅氏が登壇し、展覧会のビジョンをクリアに示しました。彼は、"東京テキスタイルスコープはデザイナー、製造事業者、アパレル・小売業者が一堂に会することで、新しい価値観や目標を共有し、今後の創造と交流を促進する場として機能します"と述べました。

さらに、日本各地の繊維産地やその強みを発信し、産業間の連携を強化、次世代の人材育成や新規事業の開発にも貢献していく姿勢を見せました。

多彩なイベントやプログラム

展覧会では、出展者が開発した商材を展示したり、人気投票式の「What's Next Textile」での表彰式など、業界の最新トレンドも体感できる場となっています。

加えて、2026年春夏展は2025年5月14日から16日、秋冬展は同年11月12日から14日まで開催される予定で、開催場所は東京都立産業貿易センター浜松町館の4フロア全てが使用されることが決まっています。この広いスペースにより、今まで参加できなかった多くの企業や団体が含まれることになり、活気ある内容になることが期待されています。