香りで旅を続ける、新しいフレグランスブランド「HATAGO」の誕生

新たな旅のかたちを提案する「HATAGO」

6月12日、地域の文化と記憶を香りでデザインした新しいフレグランスブランド「HATAGO」が誕生します。パリで活躍する調香師、ジャン＝ミッシェル・デュリエ氏と、香水クリエイターの渡辺裕太氏、ファウンダーでクリエイティブディレクターの野口大介氏がコラボし、鎌倉の特性を香りで表現。HATAGOのフレグランスは、地形や風習に宿る気配を捉え、非日常的な体験を提供します。

香りで感じる鎌倉の魅力

「HATAGO」の第一章では、鎌倉をテーマに4つの香りが登場します。これらはそれぞれ七里ヶ浜、稲村ヶ崎、由比ヶ浜といった地域からインスパイアされた作品。香りを通じて土地の空気を感じることができ、「旅の続きを自宅で楽しむ」ことを提案しています。

1. HATAGO KAMAKURA

海と文化が交差する鎌倉を表現。アクアティックノートやフルーティーな香りが魅力です。

2. HATAGO SHICHIRIGAHAMA

明るい雰囲気の中に、コーヒーアロマや海藻の香りが融合。

3. HATAGO INAMURAGASAKI

岬の絶景を想起させるリラックスしたウッディな香り。

4. HATAGO YUIGAHAMA

桜貝をモチーフにしたフローラルなジャスミンの香り。

“旅籠”の精神を受け継いで

HATAGOは、かつて旅人が土地の空気に触れた「旅籠」の精神を現代に伝えるブランドです。泊まるのではなく、香りを通じてその土地と繋がる新しい旅のスタイルが提案されます。香りの楽しみは五感を刺激し、穏やかなひとときを提供。これにより、HATAGOは既存の香水やフレグランスの概念を覆すものとなっているのです。

ブランドの背後にあるストーリー

このブランドは、野口大介が自らの鎌倉の愛情から生まれました。稲村ヶ崎から見た景色を世界に発信したいという思いが、香りという形で具現化されました。約1年半の試作を経て、地域の魅力を凝縮した香りが誕生したのです。

体験としての香り

ブランドのフラッグシップスペースが8月に鎌倉にオープン予定で、訪れることでさらにこの香りの世界を体感できます。実際に歩いてみた先に、香りの背景や文化を深く理解できる機会が待っています。

香りを通じて、新しい鎌倉の体験をお楽しみください。「HATAGO」は、ただの香水とは異なり、各エリアの独自の雰囲気を再現した特別なフレグランスです。香りで感じる新たな鎌倉を、ぜひご体験ください。