カンロが米国市場に進出!新たな展望を描く
カンロ株式会社(本社:東京都新宿区)は、2030年を見据えた中期経営計画に基づき、米国の現地法人「Kanro America Inc.」の設立を決定しました。日本発の菓子ブランドとして、特に人気のある「ピュレグミ」を米国で積極的に展開し、グローバルビジネスを強化する狙いがあります。これにより、カンロは米国市場の様々なニーズに応えながら、成長を目指します。
米国法人設立の背景
カンロは1912年の創業以来、さまざまな人気商品の製造・販売を続けてきました。特に「ピュレグミ」は国内において売上トップを誇るグミブランドとして多くの人に愛されており、これを米国市場における主力商品として展開します。2025年5月末までに「Kanro America Inc.」の登記を完了する予定で、その後は資源を集中させて、米国における営業やマーケティング活動を精力的に行う計画です。
米国市場の展開計画
カンロは方針を明確にし、2025年6月にニューヨークで開催される高級食品見本市「Summer Fancy Food Show 2025」に出展することを決定しました。この展示会は米国東海岸で最大の食品見本市であり、ここで「ピュレグミ」を中心とした商談を展開します。今後、現在の国内売上から海外売上へのシフトを図り、2030年までに海外比率を高めることを目指絡んでいます。
将来へのビジョン
カンロは「Sweeten the Future」という企業パーパスを掲げ、心を一つぶに、成長していくことを理念としております。このパーパスは、変化の激しい時代においても常に進化し続けることを目指しており、企業としての信念を明確にしています。成長を進めるために、商品づくりだけでなく、社会貢献にも力を入れ、持続可能な未来に寄与していく方針です。
企業の成長と未来
今後カンロは、国内のグミ事業を土台に、持続的な成長を目指します。新たなビジネスモデルの確立や事業領域の拡大にも挑戦し、企業価値を向上させていくことで、人々や社会に笑顔を提供し続けることを目指しています。
まとめ
カンロの米国法人設立は、新たな挑戦への第一歩です。グローバル市場において、日本の品質の高さやユニークな味わいを持つ「ピュレグミ」を広めることで、さらなる成長を遂げることが期待されます。今後のカンロの動向に注目が集まります。