アパレルブランド「itochi」が越境ECでグローバル展開を加速！

日本のアパレルブランド「itochi」が、越境ECバナー「ZenLink」の導入を通じて、海外市場へのアクセスを広げる新たな一歩を踏み出しました。「itochi」は、国内市場の限界を踏まえ、独自のニッチ戦略で世界の舞台へ挑戦しています。この取り組みは、製品の品質を維持しつつ、持続可能な経営を目指すものであり、ブランドの存続にとって不可欠です。

1. 「itochi」の魅力と品質へのこだわり

「itochi」は、素晴らしい素材選びと高い技術力を誇る日本のアパレルブランドです。「何よりもまず高揚感があること」をブランドコンセプトとし、高品質な製品にこだわっています。ブランドの代表作であるプリーツスカートは、埼玉県の工場で熟練の職人たちによって手作りされています。使用する糸は、異なる染料を使い分けて玉虫色を表現。3万7,400円（税込）の価格設定は、その厳選された製造過程を反映しています。

しかし、高品質な商品は価格が高くなるため、国内市場では十分な売上を常に確保することが難しいという現実があります。そこで「itochi」は、グローバルに展開するニッチな市場に目を向け、海外の顧客にアプローチすることが必要不可欠と考えました。

2. 越境EC「ZenLink」との連携

新しい展開の基盤として「ZenLink」を導入しました。このサービスは、集客支援から決済、海外発送、関税対応など、面倒な越境EC業務を一括で代行してくれます。これにより、初期費用や月額費用がかからず、売上の10%のみでサービスを利用可能です。「itochi」は、現在の海外売上比率を5%から30%に引き上げることを目指しており、「ZenLink」がその強力なパートナーになることが期待されています。

3. 未来への拡大戦略

今後は、「ZenLink」を利用して集客施策やキャンペーンを行い、世界中の消費者に「itochi」の商品を届ける機会を増やしていく計画です。また、「ZenGroup株式会社」のミッションである「世界の越境EC販売額の20%を日本に」という目標達成のためにも、彼らの支援はますます重要となります。

「itochi」の代表である廣瀬雄太さんは、ブランドの持続可能な発展について強い思いを語っています。「良いものを作る工場が消えていく現実を見過ごすわけにはいかない」と彼は述べ、そのためにグローバルな市場展開がカギとなると考えています。複数の国でニッチ市場を狙うことで、全体としてのマーケットが形成されるという信念のもと、「itochi」は今後も挑戦を続けていくことでしょう。

4. 「ZenLink」とは？

「ZenLink」は、海外への販売を希望する事業者向けに、様々な機能を提供するサービス。多言語対応、海外決済、国際配送など、多岐にわたる支援が一元化されています。国内ECサイトに簡単に海外専用バナーを設置できるため、新たな顧客層の開拓にも繋がります。国内市場に依存せず、自由なビジネス展開が実現可能になります。

「itochi」と「ZenLink」の連携は、ただの販売支援にとどまらず、日本の伝統的な技術や文化を守り、未来へと受け継ぐための重要な一歩となるでしょう。