地域の未来を照らす高校生たちの挑戦
11月15日、東京・中野区にて高校生が地域の海を救うためのプロジェクト「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」の決勝大会が開催されます。この大会では、9つの高校から選ばれたチームが、地域の課題を抱える魚を使用し、オリジナル商品を競い合います。これまで約半年にわたって努力してきた高校生たちの集大成ともいえるこのイベント。彼らのプレゼンテーションは必見です!
LOCAL FISH CANグランプリとは?
「LOCAL FISH CAN グランプリ」は、地域の新鮮な魚や海の課題をテーマにした商品開発を行う全国大会です。参加する高校生たちは、地域の特産物や魚を利用し、それらを缶詰やパウチで商品化。プレゼンテーションを通じて海の重要性や環境問題についても訴えかけます。海の現況を意識し、地域の活性化にも繋がるこのプロジェクトは、参加者たちにとってかけがえのない学びの場となっています。
プレゼンテーションの魅力
この大会の特徴の一つは、高校生たちの情熱が詰まったプレゼンテーションです。開発した商品の美味しさだけでなく、それに込めた思いや地域とのつながりを率直に語る姿は、聴衆に感動を与えます。実際の商品の発表はもちろん、そのバックストーリーやプロセスを披露する機会となっており、参加者同士の競争だけでなく、学び合いの場にもなっています。この約半年間の活動の軌跡は、コミュニティサイト「CANカツ」にて発信されています。参加者同士が互いに影響を与え合い、成長する姿は、見る者に新たなインスピレーションを与えています。
審査員とMCの紹介
今年の審査員には海洋ライターの平坂寛さん、料理家のはるあんさんをはじめ、スーパーマーケット評論家の三浦慶太さんや、日本財団の池田大誠さんなど、多彩な顔ぶれが揃います。MCはセント・フォースの原千晶さんが担当。彼らの厳正な審査のもと、最優秀賞が決まります。
開催概要
- - 日時: 2025年11月15日(日)9:55〜14:00(受付開始: 9:00)
- - 会場: 中野区四季の森公園(東京都中野区中野4丁目12・13)
スケジュール
- - 09:00〜10:00 受付
- - 09:55 開会式
- - 10:00〜13:10 プレゼンテーション
- - 13:30〜14:00 表彰式
参加高校と発表順
1. 岡山高等学校(岡山県): 課題魚 ボラ
2. 北海道小樽水産高等学校(北海道): 課題魚 シイラ
3. 新潟青陵高等学校(新潟県): 課題魚 エソ
4. 穎明館高等学校(東京都): 課題魚 アカエイ
5. 栃木県立馬頭高等学校(栃木県): 課題魚 ネズミザメ
6. 兵庫県立香住高等学校(兵庫県): 課題魚 ヒレグロ
7. 北海道ニセコ高等学校(北海道): 課題魚 シイラ
8. 千葉商科大学付属高等学校(千葉県): 課題魚 サルボウガイ・クロダイ・キビレ
9. 徳島県立小松島西高等学校(徳島県): 課題魚 クロダイ
結びに
「LOCAL FISH CAN グランプリ2025」決勝大会では、未来を担う高校生たちが情熱を持って地域の海と向き合います。彼らの想いが詰まった商品とプレゼンテーションを是非ご覧いただき、一緒に海の未来について考えるきっかけを見つけましょう!