地域支援の新たな一歩
一般財団法人サンクゼール財団は、2025年11月5日から12月12日までの期間、支援活動を行う団体や個人を対象にした「愛と喜びのある食卓づくり」助成事業の応募受付を開始します。この助成事業は、長野県内で食を通じた支援活動を続ける方々を支え、地域を温かくつなぐことを目的としています。
助成事業の概要
「愛と喜びのある食卓づくり」助成事業は、2026年5月から2027年3月までの助成期間で、団体や個人に対して食を介した活動を支援します。対象となるのは、経済的に困窮する子どもや若者、高齢者など、支援が必要な方々です。この活動を通じて、人と人のつながりを深める居場所を提供し、地域に温かさをもたらすことを目指します。
応募要項と助成内容
助成事業は、「パンを分け合う」コースと「一匹の羊」コースの二つのコースに分かれています。
A.「パンを分け合う」コース
このコースは、小規模の子ども食堂や多世代食堂などを対象としており、支援対象者には、経済的に困窮する子どもや若者、孤独感を抱える高齢者が含まれます。助成金は一律10万円を提供し、これにより温かい食事を通じたつながりを育む活動を支援します。
B.「一匹の羊」コース
こちらのコースは、より大きな規模で活動する中間支援団体や食の提供を行う団体を対象としています。個別配送事業やフードパントリー、週3日以上、平均50人以上の受益者を見込む活動など、幅広い支援活動を行う団体を対象に、最大50万円の助成金を支給します。
助成金申請の流れ
応募方法は非常にシンプルで、サンクゼール財団の公式ウェブサイトから必要書類をダウンロードし、記入例に従って応募申請書を作成後、オンラインの提出フォームを通じてアップロードするだけです。郵送での応募は受け付けていないため、注意が必要です。
応募スケジュール
助成金の申請が受け付けられるのは2025年11月5日から12月12日まで。選考はその後行われ、2026年3月に採否通知が届き、5月には助成金が支給される予定です。
まとめ
サンクゼール財団は、「すべての人に、愛と喜びのある食卓を。すべての人に、温かい光を。」という理念のもと、地域の支援活動を広げています。ぜひ、共感する方々からのご応募をお待ちしております。詳しい情報は公式ウェブサイトで確認してください。